塩素酸ストロンチウム
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塩素酸ストロンチウム | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7791-10-8 |
PubChem | 24641 |
ChemSpider | 23043 |
UNII | XG48A4P4FB |
EC番号 | 232-239-3 |
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特性 | |
化学式 | Sr(ClO3)2 |
モル質量 | 254.522 g/mol |
外観 | 無色もしくは白色結晶 |
密度 | 3.15 g/cm3 |
融点 |
120 °C, 393 K, 248 °F (分解) |
水への溶解度 | 174.9 g/100 mL (18 °C) |
溶解度 | 希アルコールに可溶 無水アルコールに不溶 |
磁化率 | −73.0·10−6 cm3/mol |
屈折率 (nD) | 1.516 |
構造 | |
結晶構造 | 斜方晶 |
関連する物質 | |
その他の陽イオン | 塩素酸マグネシウム 塩素酸バリウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
塩素酸ストロンチウムは、Sr(ClO3)2で表される化合物[1]。強い酸化剤である。
調製
[編集]水酸化ストロンチウムの溶液を温め、塩素を加え結晶化させることで作られる。塩素は乾燥した水酸化ストロンチウムには作用しないが、水和物Sr(OH)2·8H2Oを塩化物と塩素酸塩に変換し、少量の次亜塩素酸ストロンチウムも生成される[2]。
脚注
[編集]- ^ PubChem
- ^ Konigel-Weisberg, J. (1 January 1879). “Ueber die Einwirkung von Chlorgas auf Barythydrat und Strontianhydrat”. Berichte der deutschen chemischen Gesellschaft 12 (1): 511–513. doi:10.1002/cber.187901201147 .