南横浜火力発電所
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南横浜火力発電所 | |
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南横浜火力発電所(2008年2月) | |
国 | 日本 |
所在地 | 神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-1 |
座標 | 北緯35度24分15.6秒 東経139度38分13.7秒 / 北緯35.404333度 東経139.637139度座標: 北緯35度24分15.6秒 東経139度38分13.7秒 / 北緯35.404333度 東経139.637139度 |
現況 | 運転中 |
運転開始 |
1号機:1970年5月 2号機:1970年4月 3号機:1973年5月 |
事業主体 | JERA |
発電所 | |
主要動力源 | LNG |
発電機数 | 3基 |
熱効率 | 42.4%(LHV) |
発電量 | |
定格出力 |
総出力:115万kW 1号機:35万kW 2号機:35万kW 3号機:45万kW |
ウェブサイト 南横浜火力発電所 | |
2019年4月1日現在 |
南横浜火力発電所(みなみよこはまかりょくはつでんしょ)は神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-1にあるJERAの天然ガス火力発電所。
概要
[編集]1970年に1号機が運転を開始、3号機までが建設された。世界初のLNG専焼火力発電所である。LNGはJERAが調達した上で、隣接する東京ガス根岸LNG基地に気化作業を委託している。隣接地には石炭専焼火力である電源開発磯子火力発電所がある。
発電設備
[編集]- 1号機
- 定格出力:35万kW
- 使用燃料:LNG
- 熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:1970年5月
- 2号機
- 定格出力:35万kW
- 使用燃料:LNG
- 熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:1970年4月
- 3号機
- 定格出力:45万kW
- 使用燃料:LNG
- 熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:1973年5月
環境への取り組み
[編集]当発電所は根岸湾埋立事業の第2期イ地区(1964年12月竣工)に建設された。 当時、全国的に大気汚染が問題となっていた時代であり、1964年(昭和39年)11月に区住民運動連絡会議が東京電力の火力発電所建設に反対の決議をした[2]。横浜市は地域住民からの要請を受けて、住民の健康と産業育成を両立させるために、法律よりも厳しい排出基準を定めた公害防止協定を進出企業と締結していった(いわゆる「横浜方式」)[3][4]。
アクセス
[編集]出典
[編集]関連項目
[編集]- JERA
- 日本の火力発電所一覧
- 火力発電
- 飛鳥田一雄:建設当時の横浜市長