北山河

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北 山河(きた さんが、1893年 - 1958年)は、日本の俳人極刑者俳句を教えていた。本名、北 楢太郎

1893年(明治26年)7月28日、京都で産まれ、楢太郎と名付けられた。1907年(明治40年)9月頃、家族と共に大阪に引っ越し、父と菓子店の営業を始める。この頃から俳句に興味を持ち、芦田秋窓に師事。号は北星。1927年(昭和2年)7月、芦田秋窓を主幹とし、俳誌『大樹』を創刊する。1936年、『大樹』主幹となり、号を山河と改号した。1958年(昭和33年)12月5日、狭心症で亡くなる。享年65。

山河に指導を受けた死刑囚は68名おり、無期の受刑者などにも俳句を指導していた。

参考文献[編集]