保田孝一
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保田 孝一(やすだ こういち、1929年(昭和4年)12月16日 - 2006年(平成18年)2月15日)は日本の歴史学者。岡山大学名誉教授。専門は近代ロシア史。
略歴
[編集]静岡県浜松市に生まれる。法政大学社会学部を卒業し、東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専攻修士課程を修了する。1958年(昭和33年)に岡山大学に赴任し、ロシア革命前のミール(農村共同体)、日露関係史を研究する。1995年(平成7年)に退官し、名誉教授となる。
著書
[編集]- 『ロシア革命とミール共同体』(御茶の水書房、1971)
- 『ニコライ二世と改革の挫折-革命前夜ロシアの社会史』(木鐸社、1985)
- 『最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記』(朝日新聞社 1985、増補版・朝日選書 1990、講談社学術文庫 2009)
- 『講座スラブの世界 第8巻』共著(弘文堂、1995)
- 『文久元年の対露外交とシーボルト』編共著(岡山大学吉備洋学資料研究会、1995)
参考
[編集]- 『最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記』
- 『現代物故者事典 2006-2008』(日外アソシエーツ、2009)
外部リンク
[編集]- 岡山大学西洋史学研究室
- 47NEWS - 保田孝一氏死去 岡山大名誉教授 - ウェイバックマシン(2014年2月22日アーカイブ分)
- 保田孝一先生を偲ぶ会