佐藤伊三右衛門
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佐藤 伊三右衛門(さとう いさえもん、文政9年10月(1826年) - 明治28年(1895年)3月)は、幕末から明治時代にかけての商人[1]。幼名重三郎[2]。初め栄右衛門で、隠居後に伊三右衛門を名乗った[1][2]。
経歴・人物
[編集]陸奥国信夫郡飯坂村の佐藤伊左衛門の三男として生まれる[2]。佐藤家の先祖は、源義経の家臣・佐藤継信と言われる。
嘉永2年(1849年)蝦夷地松前に渡り、木綿商の叔父升屋栄五郎の店を経営する[1]。翌年の同3年(1850年)から西蝦夷地でニシン漁を始め、同6年(1853年)から明治2年(1869年)までヲタスツ・イソヤ場所の請負人を務める[1]。