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佐々木 季邦(ささき すえくに、1896年(明治29年) - 1986年(昭和61年)1月14日)は、日本の剣道家。段位は範士九段。
剣道家佐々木正宜の子として京都に生まれる。
大日本武徳会武道専門学校に入学(5期)。寮生活を送りながら、内藤高治、門奈正、大島治喜太、湊辺邦治、持田盛二、斎村五郎らの指導を受ける。
卒業後、教職を務める。佐賀県立佐賀中学校教諭、鹿児島県立第一鹿児島中学校教諭、和歌山高等商業学校助教授、大阪府立大学工業短期大学部教授、大阪産業大学教授を歴任した。
大日本武徳会佐賀支部・鹿児島支部・和歌山支部の各剣道師範、大阪府剣道連盟顧問・審議員、全日本剣道連盟審議員・相談役を務めた。
勲四等瑞宝章を受章。
- 『剣道日本』1981年12月号、スキージャーナル
- 『剣道日本』1984年4月号、スキージャーナル
- 『剣道時代』1994年3月号、体育とスポーツ出版社