中根環堂
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中根 環堂(なかね かんどう、1876年8月24日 - 1959年11月18日)は、日本の仏教学者、曹洞宗の僧侶。
明治・昭和期の教育家。鶴見大学の創立に貢献。駒澤大学学長。哲学博士。
来歴
[編集]1876年(明治9年)生まれ。米国カリフォルニア州で哲学を修めた[1][2]。
1924年(大正13年)に光華女学校を再興(総持学園の発足)。初代校長に就任。前年の1923年9月1日の関東大震災で、横浜市大岡町にあった光華女学校が全壊。その再興を当時、曹洞宗大学(現・駒澤大学)で教えていた中根に託され大本山總持寺の尽力により再建[3][4]。1942年には一時的だが駒澤大学学長を務めた。q
1954年度横浜文化賞受賞[5] 。 1957年第6回神奈川文化賞受賞[6]。
論文
[編集]- 中根環堂「報恩の正しい道」『大世界』第11巻第2号、世界仏教協会、1956年1月、不明、NAID 40002290766。
- 中根環堂「新時代の僧の生き方寺の在り方」『大世界』第11巻第3号、世界仏教協会、1956年3月、不明、NAID 40002290788。
- 中根環堂「真の修行と人生の真実」『大世界』第11巻第4号、世界仏教協会、1956年4月、????、NAID 40002290820。
- 中根環堂「新婦人訓」『大法輪』第23巻第7号、大法輪閣、1956年7月、不明、NAID 40002293892。
- 中根環堂「出家の孝道」『世界仏教』第8巻第12号、世界仏教協会、1953年12月、38-41頁、NAID 40002161957。
- 中根環堂「反省なくして向上なし」『大世界』第10巻第12号、世界仏教協会、1955年12月、不明、NAID 40002290666。
出典
[編集]- ^ 鶴見大学附属中学校・高等学校. “学びの心で世界を変える 鶴見大学附属中学校・高等学校”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 吉永進一「太霊と国家 : 太霊道における国家観の意味」『人体科学』第17巻第1号、人体科学会、2008年、35-51頁、doi:10.20788/jmbs.17.1_35、2020年6月23日閲覧。
- ^ tsurumi-u.. “鼎談 学校法人総寺学園創立90周年記念 総持学園の教育を語る~大正・昭和・平成、90年の歩み~2014.11”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 学校法人 総持学園. “総持学園創立90周年”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 横浜市. “横浜文化賞受賞者一覧”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 神奈川県. “神奈川文化賞”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ bookwalker. “「観音の霊験」中根環堂”. 2020年1月17日閲覧。
外部リンク
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