ヴャチェスラフ・ニコノフ
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ヴャチェスラフ・アレクセーエヴィチ・ニコノフ(Вячесла́в Алексе́евич Ни́конов、Vyacheslav Alekseyevich Nikonov)は、ロシアの政治学者、歴史家、政治家。統一ロシア所属の国家院議員。モスクワ大学行政学部長。ヴャチェスラフ・モロトフ、ポリーナ・ジェムチュージナの孫。
ペレストロイカやエリツィン改革を支持したが、現在はロシアのウクライナ侵攻を正当化する論陣を張っている[1]。
経歴
[編集]モスクワ生。父は外務省の研究者。母はヴャチェスラフ・モロトフ、ポリーナ・ジェムチュージナ夫妻の娘。両親ともに博士号を持つ歴史家。
1978年、モスクワ大学歴史学部(Кафедры исторического факультета МГУ)卒業[2]。近代史学科に入り、アメリカ共和党を研究する。モスクワ大学歴史学部ソビエト連邦共産党委員会書記。
1981年、学位論文『1964年から1968年までのアメリカ共和党における潮流の闘争』[3]により博士候補(準博士、英語圏のPh.D.に相当)[2]。
1988年、学位論文『第二次世界大戦後のアメリカ共和党の思想的・政治的展開』[4]により博士[2]。
ポリティカ財団理事長。モスクワ国際大学歴史政治学部長を歴任。
2011年から現在までモスクワ大学行政学部(Факультет государственного управления МГУ)長。
脚注
[編集]- ^ “なぜ冷徹なプーチンが遺族に弔電を送ったのか…佐藤優「ロシア政界が安倍晋三を尊敬していた本当の理由」 どこまでもリアリズムで戦略的だった安倍外交 (2ページ目)”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2022年7月11日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b c “НИКОНОВ Вячеслав Алексеевич”. www.scilla.ru. 2022年7月21日閲覧。
- ^ 原題はБорьба течений в республиканской партии США в 1964—1968 гг.
- ^ 原題はИдейно-политическая эволюция республиканской партии США после второй мировой войны
外部リンク
[編集]- http://v-nikonov.ru/ - 公式サイト