レイモン
本社所在地 |
フランス イゼール県グルノーブル |
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設立 | 1865年 |
業種 | 部品製造 |
従業員数 | 7,000人 (2018) |
外部リンク | https://www.araymond.com/ |
レイモン(ARaymond Network)は、フランス・イゼール県グルノーブルに本社を置く部品メーカー。合資会社(仏: société en commandite)である。
概説
[編集]主に自動車、ヘルスケア、農業、再生可能エネルギー産業の分野で部品製品の製造・提供しているメーカーである。多くの国際的な自動車メーカーが同社の顧客である。グローバルで25ヶ国/29ヶ所に製造拠点を構え、ARaymond Networkとして、サプライチェーンを形成している[1]。
歴史
[編集]1865年、機械工であったアルバート・ピエール・レイモンドを中心にグローブ製造の世界的中心地であったフランスグルノーブルにて設立。
当時、グローブの袖口部分のボタンホールの加工やボタンの取り付けは、生産段階において手間がかかる工程であったが、レイモンドらは、それを改良するボタンを製造。また同社最初の特許を申請。
グローブから、皮革製品・馬具へとビジネスを拡大し、1875年に同市クールベリアットに巨大工場を建設。現在も本社は同地に居を構え、管理サービス等を継続しているが、生産拠点は、2014年にサン・テグレーヴへ完全移転。また、クールベルアットのレイモンド邸は、現在史跡となっている。
1890年代から他社の協業を開始し、イノベーションを追求するレイモンのポリシーが確立した。特許保護の観点から、1898年にドイツレラッハに最初の海外支店を開設。 多種多様なスナップの特許取得し、特に象牙のスナップ技術は、1900年のパリ万博で大賞を受賞した。
1909年、ばね仕掛けの改札口が発明され、世界的な成功を収め、同時に自動車業界に進出。
日本法人
[編集]種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒257-0031 神奈川県秦野市曽屋86番地の8 |
設立 | 1997年 |
業種 | 部品メーカー |
法人番号 | 5021001020666 |
事業内容 | 自動車部品・カー用品製造 |
代表者 | 代表取締役社長 フランソワ・ザビエ・リエナール |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 110人 |
外部リンク | https://www.araymond-automotive.com/ja |
樹脂製クイックコネクタ(自動車用燃料系ホース等締結部品)、自動車用クリップ、接着剤の研究開発および製造販売、その他、太陽光発電システム用製品、医薬品用包装製品、農業用製品の販売など幅広く事業展開している。
- 1997年 - 日本を神奈川県伊勢原市にて操業開始。日本の旅行代理店のパリ支店で責任者を務める傍らパリ第3大学で応用外国語学を学び、帰国後、在日フランス大使館・在日フランス商工会議所、フランス食品振興会(Sopexa)日本代表を歴任した竹中泰紀が初代会長に就任[2]
- 2013年 - 神奈川県秦野市に本社並びに工場を建設[3]
- 2015年 - 創業150周年記念祝賀行事を明治神宮にて開催[4]
脚注
[編集]- ^ https://www.araymond-automotive.com/ja/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC 公式サイト(グローバルパートナー)
- ^ https://jp.ambafrance.org/article11612 在日フランス大使館
- ^ https://www.townnews.co.jp/0610/2012/07/28/152999.html タウンニュース
- ^ https://japan.zdnet.com/release/30104754/ ZDNET