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ランタナトリバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ランタナトリバ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
: トリバガ科 Pterophoridae
亜科 : カマトリバガ亜科 Pterophorinae
: Lantanophaga
: ランタナトリバ L. pusillidactyla
学名
Lantanophaga pusillidactyla
(Walker, 1864)
シノニム

Lantanophaga pusillidactylus

英名
Lantana Plume Moth

ランタナトリバ (学名:Lantanophaga pusillidactyla) は、チョウ目(鞘翅目)・トリバガ科・カマトリバガ亜科に分類されるの一種。北南アメリカ大陸原産で、世界各地に外来種として分布する。

分布

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アメリカ南部から南アメリカを原産地とする。

ハワイ諸島オーストラリア東南アジア中国台湾、日本(沖縄本島西表島)などに移入分布する。

特徴

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開張11-12mm。頭部と胸部は灰褐色、腹部は茶褐色。前翅に黒褐色の斑紋をもつ。終齢幼虫は体長6mmで、頭部は淡褐色、胸部と腹部は白みを帯びる。

多化性。沖縄本島では9月と11月に確認されている。幼虫はランタナの花序に穴をあけて内部を摂食し、ときには大発生して食べ尽くしてしまう。また、花の基部に蛹室をつくって蛹となる。

参考文献

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  • 駒井古実・吉安裕・那須義次・斉藤寿久『日本の鱗翅類 系統と多様性』東海大学出版会、2011年2月20日。ISBN 978-4-486-01856-8 [要ページ番号]