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メサコン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メサコン酸
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識別情報
CAS登録番号 498-24-8 チェック
PubChem 638129
ChemSpider 10289044 ×
UNII 90UTM639KK
EC番号 207-859-2
KEGG C01732 チェック
ChEBI
3DMet B00338
特性
化学式 C5H6O4
モル質量 130.10 g/mol
密度 1.31 g/cm3
融点

204 ~ 205℃

沸点

250℃ (分解)

危険性
GHSピクトグラム 急性毒性(低毒性)
GHSシグナルワード 警告(WARNING)
Hフレーズ H315, H319, H335
Pフレーズ P261, P264, P271, P280, P302+352, P304+340, P305+351+338, P312, P321, P332+313, P337+313, P362, P403+233, P405
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

メサコン酸(メサコンさん、Mesaconic acid)は、クエン酸から得られるいくつかのカルボン酸異性体の一つである。最近の研究で、この物質はフマル酸還元反応に拮抗的阻害を及ぼすことが明らかになった[1][2]

歴史

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この酸はオランダ化学者ヤコブス・ヘンリクス・ファント・ホッフによって1874年に初めて研究がなされた[3]。後に、アメリカ生化学者H.A.バーカーらのチームによって1950年クロストリジウム・テタノモルフムというバクテリアの発酵からこの酸が単離された。さらなる研究で、彼らはこの有機化合物ビタミンB12補酵素の合成に関わっていることを発見した。

出典

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  1. ^ Barker, Horace Albert”. The Stadtman Way: The Story of Two Biochemists at NIH. Office of NIH History. December 21, 2011閲覧。
  2. ^ Switzer, Robert L.; Stadtman, Earl R.; Stadtman, Thressa C. (2004). “H.A. Barker”. Biographical Memoirs (National Academies Press) 84: 3–22. PMID 15484416. http://lab.nap.edu/openbook.php?record_id=10992&page=3 December 21, 2011閲覧。. 
  3. ^ Mesaconic acid”. November 17, 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。September 8, 2005閲覧。

参考文献

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関連項目

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