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フォルメンテラ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フォルメンテーラ島

フォルメンテーラの海岸
所在地 スペインの旗 スペイン
所在海域 地中海バレアレス海
面積 83.24 km²
最高標高 119 m
プロジェクト 地形
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衛星写真。上がイビサ島、下がフォルメンテーラ島

フォルメンテーラ島 (-ふぉるめんてらとう、カタルーニャ語: Formentera 発音: [furmənˈteɾə] フルマンテーラ)は、地中海西部のバレアレス諸島にある島。イビサ島の南約6kmにあり、イビサ島などとともにピティウザス群島を構成している。行政的にはスペインバレアレス諸島州に属する。島全体で一つの基礎自治体であり、2002年調査時の人口は7,461人である。カタルーニャ語の方言が話されており、公用語はカタルーニャ語とスペイン語である。2007年には、ウィンドサーフィンのワールドカップ(17歳以下と、15歳以下)の開催地となった。

島内の主な村は、サン・フランセスク・シャビエル英語版(Sant Francesc Xavier)、サン・フェラン・デ・セス・ロカス英語版(Sant Ferran de ses Roques)、エル・ピラール・デ・ラ・モラ英語版(El Pilar de la Mola)とラ・サビーナ英語版(La Savina)である。イビザ島からの船のみで行ける静かな島であったが、スペイン本土からの観光客が増加したため、本土からの直行船がやってくるようになった。多くの美しい砂浜を持ち、裸での日光浴が許可されている場所(ヌーディストビーチ)もある。

フォルメンテーラ島の北には、小さな島のエスパルマドール島英語版がある。引き潮になると、エスパルマドール島とフォルメンテーラ島は狭い砂州で陸続きになる。エスパルマドール島のさらに北側にはイビサ島があり、両島周辺の塩生植物およびビャクシン属低木林が生える塩類平原は1993年にラムサール条約登録地となった[1]

島の名前は、穀倉地帯を意味するラテン語、フルメンタリウム(frumentarium)から派生したと言われてきた。

歴史

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フェニキア人古代ローマに支配され、その後西ゴート王国東ローマ帝国ヴァンダル族アラブ人とめまぐるしく支配者が変わった。カタルーニャ人に征服されてアラゴン王国の一部となり、中世にはマヨルカ王国に属していた。

1529年のフォルメンテーラ島の戦い英語版オスマン帝国領となる。

脚注

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  1. ^ Salinas de Ibiza y Formentera | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年1月1日). 2023年4月3日閲覧。

外部リンク

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