塩類平原

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塩類平原英語: salt pans, salt flats)とは、塩湖の水が太陽による熱などで干上がって出来たミネラル堆積した地形である。塩原とも呼ばれる。

概要[編集]

規模の大きさ世界5位までの塩類平原
名前 国名 広さ
km2
ウユニ塩原 ボリビア 10582
ボンネビル塩原 アメリカ 10360
マカディカディ塩湖 ボツワナ 8400
ジェリド湖 チュニジア 7700
エトーシャ塩湖 ナミビア 4760

水の蒸発速度が降水量を超える砂漠のような気候に見られる。また、アラル海のようにアムダリヤ川シルダリヤ川灌漑がおこなわれ、流れ込む水の量が減ることでも起きる。

表面上は塩の平原であるが、塩の下が泥沼英語版である場合があり、走行していた車が飲み込まれることがある。これによって第二次世界大戦中、カッターラ低地で戦車の足が止まり戦局を左右した[1]

利用[編集]

塩や石膏などの採掘が行われる。

アメリカ合衆国ネバダ州ブラックロック砂漠では、ロケット実験や自動車の速度記録をとる場所としても利用される。また、アメリカ最大の塩類平原ボンネビル・ソルトフラッツでは、ボンネビル・スピードウェイと呼ばれる自動車のスピードを競う大会が開かれる。

ロシアにおける塩の最大産地であるバスクンチャク湖の塩類平原で、ソビエト連邦自動車最速記録をピオネール 2Mが達成した。

出典[編集]

  1. ^ Jorgensen, C. (2003). Rommel's panzers: Rommel and the Panzer forces of the Blitzkrieg, 1940-1942 (pp. 78–79). St. Paul, MN: MBI.

関連項目[編集]