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フェリサウルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェリサウルス属 Ferrisaurus
地質時代
白亜紀後期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目 Marginocephalia
下目 : 角竜類 Ceratopia
: レプトケラトプス科 Leptoceratopsidae
: フェリサウルス属 Ferrisaurus
  • Ferrisaurus sustunensis
    Arbour & Evans, 2019

フェリサウルスFerrisaurus、「鉄のトカゲ」の意)はカナダブリティッシュコロンビア白亜紀後期の地層(タンゴクリーク層)で発見された角竜類の一つ[1]

カナダのブリティッシュコロンビア州北部で見つかった恐竜の部分骨格は、以前は詳細不明の新角竜類と呼ばれていたが、2019年11月の論文でレプトケラトプス類の角竜の新属新種と解釈され、フェリサウルス・スストゥネンシス(Ferrisaurus sustunensis)として記載された。ブリティッシュコロンビアでは初めて記載された非鳥類恐竜である。 ホロタイプには、胸帯、左前肢、左後肢、および右足の一部が含まれる。尺骨と趾骨の比率に基づいて、他の既知のレプトケラトプス類と区別可能とされている。合理的に系統発生のコンテキスト内に配置でき、モンタノケラトプスよりもレプトケラトプスに近縁であると解釈された。生息年代は6820万 - 6720万年前と推定される。モンタノケラトプスとレプトケラトプスの間の期間に生息し、両者とわずかにオーバーラップしており、ララミディア大陸西部におけるレプトケラトプス類の分布の延長を示唆する[1]

出典

[編集]
  1. ^ a b Arbour, Victoria; Evans, David (2019). “A new leptoceratopsid dinosaur from Maastrichtian-aged deposits of the Sustut Basin, northern British Columbia, Canada”. PeerJ. doi:10.7717/peerj.7926.