バギオ大地震
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バギオ大地震 | |
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バギオ大地震により倒壊したビル | |
震源の位置(USGS) | |
震央 | |
本震 | |
発生日 | 1990年7月16日 |
発生時刻 | 16時26分(現地時間) |
座標 | 北緯15度40分44秒 東経121度10分19秒 / 北緯15.679度 東経121.172度座標: 北緯15度40分44秒 東経121度10分19秒 / 北緯15.679度 東経121.172度[1] |
震源の深さ | 25[2] km |
規模 | マグニチュード(M)7.6[3] ; 7.8[2] |
最大震度 | メルカリ震度階級IX:ルソン島 |
余震 | |
回数 | Mw4.0以上:188回 |
最大余震 | 1990年7月18日6:14(現地時間)、Mw6.5 |
被害 | |
死傷者数 |
死者1621人 負傷者3000人以上 |
被害地域 | フィリピン |
出典:特に注記がない場合はUSGS[1]による。 | |
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
バギオ大地震(バギオだいじしん)は、フィリピンのバギオで1990年7月16日16時26分に発生したマグニチュード7.8の地震。ルソン島地震(英語: 1990 Luzon earthquake)[3]、1990年フィリピン地震[4]等ともよばれる。
断層
[編集]この地震により110km以上に及ぶ地震断層が地表に現れ、横ずれは最大で5mに達した。液状化現象、地盤沈下、斜面崩壊が各地で見られ、被災範囲は東西約100km、南北約150kmにわたった[4]。翌17日に逆断層運動によると考えられるモーメントマグニチュード6.4の最大余震が発生した[3]。
被害
[編集]この地震により1,621人が死亡し、数千人が負傷した。当時のバギオでは最高級のホテルであったハイアット・テラス・ホテルをはじめ、ホテルなどの建築物が多数倒壊した。
題材とした作品
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “M 7.7 - Luzon, Philippines”. United States Geological Survey (July 16, 1990). August 31, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。August 31, 2017閲覧。
- ^ a b 『理科年表』1994年版、丸善、1993年11月、p.875
- ^ a b c 阿部勝征 フィリピン・ルソン島地震(1990年7月16日)の地震学的調査 東京大学地震研究所彙報. 第65冊第4号, 1991年3月29日, pp.851-873
- ^ a b 佐藤忠信、東原紘道、小長井一男1990年フィリピン地震の地盤震動強度と構造物の被害 京都大学防災研究所年報34巻 1991年4月1日 pp.63-80
外部リンク
[編集]- バギオ大地震(英語)