ティム・ジョンソン (サウスダコタ州の政治家)
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ティム・ジョンソン Tim Johnson | |
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生年月日 | 1946年12月28日 |
出生地 |
アメリカ合衆国 サウスダコタ州、リンカーン郡、カントン |
没年月日 | 2024年10月8日 (77歳没) |
死没地 | アメリカ合衆国 スーフォールズ |
出身校 | サウスダコタ大学 (BA, MA, JD) |
所属政党 | 民主党 |
配偶者 | Barbara Brooks |
子女 | 3人 |
公式サイト | [上院公式サイト ] |
選挙区 | サウスダコタ州第2部 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1997年1月3日 - 2015年1月3日 |
選挙区 | サウスダコタ州全州選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 1987年1月3日 - 1997年1月3日 |
在任期間 | 1983年1月 - 1987年1月 |
在任期間 | 1979年1月 - 1983年1月 |
ティモシー・ピーター・ジョンソン(英語:Timothy Peter Johnson, 1946年12月28日 - 2024年10月8日)は、アメリカ合衆国の政治家。所属政党は民主党。サウスダコタ州を地盤に連邦下院議員を5期、連邦上院議員を3期務めた。
経歴・人物
[編集]ティム・ジョンソンはサウスダコタ州リンカーン郡カントンで生まれた。サウスダコタ大学で博士課程まで修めた後、ミシガン州立大学に進学[1]。ミシガン州上院で予算顧問として勤務した後、サウスダコタ大学ロースクールに進学し、1975年に法務博士(専門職)を取得[2]。そのままサウスダコタ州の弁護士資格を得た[2]。州下院議員、州上院議員や州検事補といった公職を勤め上げたのち、1986年にサウスダコタ州全州選挙区から連邦下院議員選挙に立候補して当選して5選を果たした[3]。1996年、ジョンソンは上院議員選挙に鞍替え出馬し、共和党現職のラリー・プレスラーを僅差で破った[4]。2002年選挙では、ジョン・スーンとの対決をわずか524票差で制した[5]。2006年12月には脳動静脈奇形による脳内出血で緊急手術を受け[6]、発話が覚束なくなるなどの後遺症に見舞われたものの[7]、理学療法や言語療法の成果もあって、9月には上院議員として復帰した[8]。2008年に3選を目指して立候補すると、6割以上の票を獲得して当選した[9]。2014年選挙には出馬せずに議員職を引退した[10]。
2024年10月8日の夜、スーフォールズで死去。77歳没[11]。
政策
[編集]- 議員在職中、上下水道の整備に関する法案を作成し、サウスダコタ州住民のきれいな飲料水へのアクセス向上に貢献した[12][13]。
- サウスダコタ州にあった大陸間弾道ミサイル(ミニットマン)の発射基地の国定史跡化に尽力した。同基地は1999年に「ミニットマン・ミサイル国定史跡」として国立史跡化された[14]。2017年には14万人以上が訪れ、州に1000万ドルもの経済効果をもたらしている[15]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Delta Tau Delta Fraternity”. nndb.com. Soylent Communications. 19 January 2020閲覧。
- ^ a b “Tim Johnson U.S. SENATOR FROM SOUTH DAKOTA TRIBUTES IN THE CONGRESS OF THE UNITED STATES”. govinfo.gov. 19 January 2020閲覧。
- ^ “Biographical Directory of the U.S. Congress - Retro Member details”. bioguideretro.congress.gov. 2021年6月7日閲覧。
- ^ Joyce Hazeltine. “South Dakota Official Election Returns and Registration Figures; General Electoin November 5, 1996”. Secretary of State. 2021年6月5日閲覧。
- ^ Joyce Hazeltine. “South Dakota Official Election Returns and Registration Figures; General Electoin November 5, 2002”. Secretary of State. 2021年6月5日閲覧。
- ^ “Senator in Critical Condition”. CNN.com. (December 14, 2006) December 14, 2006閲覧. "Johnson, 59, was in critical condition Thursday morning after surgery..."
- ^ Jalonick, Mary Clare (January 19, 2007). “Ailing South Dakota Senator on the Mend”. CBS. Associated Press. オリジナルのNovember 23, 2007時点におけるアーカイブ。
- ^ Milbank, Dana (September 6, 2007). “Senate Family Welcomes Cousin Tim ... Not So Much Uncle Larry”. Washington Post
- ^ Chris Nelson. “South Dakota Official Election Returns and Registration Figures; Primary Election June 3, 2008 & General Electoin November 4, 2008”. Secretary of State. 2021年6月5日閲覧。
- ^ “Former US Sen. Tim Johnson to move back to South Dakota”. AP NEWS (2016年7月24日). 2021年6月7日閲覧。
- ^ “Former U.S. Senator Tim Johnson passes away” (英語). https://www.dakotanewsnow.com (2024年10月9日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “Thune Pays Tribute to Tim Johnson on Senate Floor”. thune.senate.gov. 12 January 2020閲覧。
- ^ “History”. mdrws.com. Mid-Dakota Rural Water. 12 January 2020閲覧。
- ^ Johnson, Tim (1999年11月29日). “S.382 - 106th Congress (1999-2000): Minuteman Missile National Historic Site Establishment Act of 1999”. www.congress.gov. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “使われなくなった核ミサイル発射基地、博物館に 写真16点”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2021年6月7日閲覧。
アメリカ合衆国上院 | ||
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先代 ラリー・プレスラー |
サウスダコタ州選出上院議員(第2部) 第11代: 1997年1月3日 - 2015年1月3日 同職:トム・ダシュル、ジョン・スーン |
次代 マイク・ラウンズ |
アメリカ合衆国下院 | ||
先代 トム・ダシュル |
サウスダコタ州全州選挙区 選出議員 第2代: 1987年1月3日 - 1997年1月3日 |
次代 ジョン・スーン |