ゼーベルク天文台
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ゼーベルク天文台またはゴータ天文台(Seeberg-Sternwarte または Sternwarte Gotha)はドイツ、テューリンゲン州ゴータに近い丘にあった天文台である。天文、測地、気象の観測、時刻の管理を行った。1934年に閉鎖された。
1787年にザクセン=ゴータ=アルテンブルク公エルネスト2世の資金で、フランツ・フォン・ツァハが建設を計画したのに始まる。イギリスのラドクリフ天文台を参考にして、建物は5つの部分に分けられ、中央にドームが備えられた。18世紀のはじめには天文観測の中心の地位を占め、1798年にはヨーロッパの天文学者のミーティングが行われた。
ゴータ天文台で働いた天文学者
[編集]- フランツ・フォン・ツァハ (Franz Xaver von Zach)所長を務める。
- ベルナルト・フォン・リンデナウ(Bernard von Lindenau)1808年から所長。
- フリードリヒ・ニコライ(Friedrich Nicolai)1814年から副所長。
- ヨハン・フランツ・エンケ(Johann Franz Encke)1822年から所長。
- ペーター・ハンゼン(Peter Andreas Hansen)1825年から所長。