ココロに花を!!

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ココロに花を!!』(ココロにはなを!!)は、菅野文による日本漫画作品。

概要[編集]

単行本は全2巻。描き下ろしのサブストーリー「-30 years ago」が2巻に、過去の読み切り作品「学校のススメ」が1巻にそれぞれ収録されている。

養父母の意志を継ぎ、花屋を再開させた兄弟と、店を訪れる客との心の交流を描く。

あらすじ[編集]

両親の不慮の事故死が原因で、現在無期限休業中の花屋ハナヤギ生花店

後に遺された血の繋がらない5人の兄弟は散り散りとなり、三男の桜が一人で店を守っていた。

両親の一周忌を機に、店を再開したい桜は兄弟を集めて回る。皆、一度は渋ったものの、桜の強い思いに動かされ、かくして、ハナヤギ生花店は再開の日を迎える。

登場人物[編集]

花谷木 桜(はなやぎ さくら)
三男。16歳。元気さだけが取り柄の男の子。定時制の高校に通っている。父親に勧められ、格闘技を習っていた。
花谷木 竜胆(はなやぎ りんどう)
長男。24歳。料理人の道を志し、レストランで住み込みで働いていた。
花谷木 蘭(はなやぎ らん)
次男。20歳。女性を口説くのが生きがい。ホストを天職だと思っている。
花谷木 椿(はなやぎ つばき)
四男。14歳。中学生。ヴァイオリンの才能があり、超エリート校と呼ばれる私立中学校に在籍。寮生活を送っていた。
花谷木 向日葵(はなやぎ ひまわり)
五男。5歳。まだ学生である桜には養えないため、施設に戻されていた。
花谷木夫妻
五兄弟の義理の両親。子どもができなかったため彼らを養子にした。夫は元警察官で、花谷木家に婿養子に入った。

収録作品[編集]

学校のススメ
『花とゆめ』 2002年13号に掲載。
私立の男子校の芸能クラスの担任になった熱血教師の物語。