ゲイ・タリーズ
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ゲイ・タリーズ(Gay Talese、1932年2月7日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州オーシャンシティ出身のジャーナリストである[1]。「ニュー・ジャーナリズム」の代表者とされる[2]。
経歴
[編集]イタリア系アメリカ人の両親の間に生まれた[3]。アラバマ大学を卒業後、ニューヨーク・タイムズでコピー係として働いた。アメリカ陸軍での軍歴を経てニューヨーク・タイムズに復帰、1956年から1965年までレポーターを務めた[3]。その後、エスクァイア、ザ・ニューヨーカー、ニューズウィーク、ハーパーズ・マガジンに多くの記事を寄稿した[3]。
2016年4月11日、ニューヨーカーに寄稿した『The Voyeur's Motel』の抜粋には、スティーヴン・スピルバーグが興味を示し、サム・メンデス監督が監督に決定したが[3]、同年11月にこの企画は流れた[1]。2017年、ドキュメンタリー映画『覗くモーテル』が完成した。
作品
[編集]その著作には、
- The Kingdom and the Power(1969年)(日本語訳『王国と権力』) - ニューヨーク・タイムズを取り扱う[2]
- Fame and Obscurity(1970年)(日本語訳『名もなき人々の街』『ザ・ブリッジ』『有名と無名』)
- Honor thy Father(1971年)(日本語訳『汝の父を敬え』) - マフィアを取り扱う
- Thy Neighbor's Wife(1981年)(日本語訳『汝の隣人の妻』)[2] - スワッピングを取り扱う[1]
などがある。
脚注
[編集]- ^ a b c 青山南 (2017年1月28日). “モーテル経営者が長年見続けた、最上のセックスとは? 米ノンフィクション界の巨匠、ゲイ・タリーズによる奇書『覗くモーテル 観察日誌』”. ニューズウィーク. 2019年1月13日閲覧。
- ^ a b c 高橋伸児 (2017年3月6日). “[書評]『覗くモーテル 観察日誌』”. 朝日新聞. 2019年1月13日閲覧。
- ^ a b c d “About Gay Talese”. randomhouse.com. 2019年1月13日閲覧。