ガレラス山
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ガレラス山 Galeras | |
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標高 | 4,276[1] m |
所在地 |
コロンビア ナリーニョ県 |
位置 | 北緯1度13分00秒 西経77度22分00秒 / 北緯1.21667度 西経77.36667度座標: 北緯1度13分00秒 西経77度22分00秒 / 北緯1.21667度 西経77.36667度[1] |
山系 | アンデス |
種類 | 複合火山 |
最新噴火 | 2013年 |
プロジェクト 山 |
ガレラス山(ガレラスさん、スペイン語: Volcán Galeras、Urcunina(先住民の呼称))は、コロンビアのパスト近郊に位置する火山である。
歴史
[編集]100万年以上前から活火山であったと考えられている。
- 560,000年前、噴火、15km3規模。
- 40,000 - 150,000年前、噴火、2km3規模。
- 上記の噴火でカルデラ形成。
- 最近5,000 年以内に、最低6回の規模の大きな噴火(最近年は1886年)。
- 1500年代以来、最低20回の中・小規模噴火。
- 1991年、国際連合国際防災の10年の、「防災十年火山」 に指定。
- 1993年、噴火、死者9名(火口内に火山ガスのサンプルを取り入っていた火山科学者5名を含む)[2]。
- 2002年4月、噴火、100回以上の揺れ。
- 2005年11月、噴火[3]、近郊から9,400名が避難。9kmの距離に位置する町パストには火山灰が降る。
- 2006年7月12日、3回の噴火、8kmに渡って火山灰を降らせる。政府は近郊の住民8,500名以上の避難を命令[4][5][6]。
- 2008年1月17日、午後8時頃噴火、溶岩流出[7]。
- 2010年1月2日、噴火
脚注
[編集]- ^ a b "ガレラス山". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2012年10月26日閲覧。
- ^ 防災十年火山のワークショップがあり、主催者のスタンリー・ウイリアムズ(重傷)とともに火口の中に入っていた。中田節也東大地震研教授と佐野有司東大海洋研教授は、幸運にも命拾いした。前兆は全くなかった。
- ^ Evacuation of 9.400 inhabitants ordered. Wikinews, 2005年11月25日金曜日
- ^ Colombia volcano provokes alert, BBC News, July 13, 2006
- ^ Reporte de actividad eruptiva de Galeras, Julio 13 de 2006
- ^ Colombia: Galeras Volcano OCHA Situation Report No. 4
- ^ Few persuaded to flee Colombia volcano
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- Marta Lucia Calvache V., Gloria Patricia Cortés, Stanley N. Williams (1997), Stratigraphy and chronology of the Galeras volcanic complex, Colombia, Journal of Volcanology and Geothermal Research, v. 77, p.5
- Peter J. Baxter, Austin Gresham (1997), Deaths and injuries in the eruption of Galeras Volcano, Colombia, 14 January 1993, Journal of Volcanology and Geothermal Research, v. 77, p.325-338
- Lourdes Narváez M., Roberto A. Torres C., Diego M. Gómez M., Gloria Patricia Cortés J., Héctor Cepeda V., John Stix (1997), 'Tornillo'-type seismic signals at Galeras volcano, Colombia, 1992-1993, Journal of Volcanology and Geothermal Research, v. 77, p. 159
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年、ISBN 978-4-621-07902-7。