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カンナ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンナ科クロンキスト体系
Canna ×generalis
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: ショウガ目 Zingiberales
: カンナ科 Cannaceae
学名
Cannaceae
Juss. (1789)

カンナ科(カンナか、Cannaceae)は、単子葉植物で、ショウガ目に属する。ダンドク科とも呼ぶ。カンナ属(Canna)だけからなる単型科で、野生種は熱帯地方に50以上ある。 品種改良されて園芸植物として利用されるカンナ(ハナカンナ、Canna x generalis)が有名である。

特徴

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その他にカンナの原種といわれるダンドク、食用種のショクヨウカンナなどがある。

園芸種 C. x generalis

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ハナカンナ (C. x generalis) は本来は宿根草だが、大きな根茎を分けつして増やせるため、春植え球根として扱われている。楕円形の葉は非常に大きい。夏から秋にかけて開花し、赤・黄色・ピンク・白、黄色に赤の絞りや赤の水玉模様のある花を開く。花びらのように見える部分は、6本あるおしべのうちの5本で、残りの1本だけがおしべとして機能する。

草丈が2m近い高性種と、1mくらいの矮性種があり、どちらも花壇の背景などに使われていた。1990年代タキイ種苗実生で作る草丈50cm足らずの極矮性種を発売した。この品種は、ピンク・黄色・赤などがあり、花壇だけでなく、鉢やプランターに植えて楽しめる。

原種

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ダンドク (Canna indica var. orientalis) が園芸種の原種であるとされる。

食用種

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ショクヨウカンナ (C. edulis) は根茎を食用に供する。

外部リンク

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