エンデバー (補給艦)
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エンデバー | |
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基本情報 | |
運用者 | ニュージーランド海軍 |
艦種 | 給油艦 (AO) |
艦歴 | |
就役 | 1988年4月8日 |
退役 | 2017年12月15日 |
要目 | |
基準排水量 | 7300トン |
満載排水量 | 1万2300トン |
全長 | 138.0メートル |
最大幅 | 18.4メートル |
吃水 | 7.6メートル |
機関 | MAN ブルマイスター&ヴァインディーゼルエンジン × 1基 |
出力 | 5300馬力 |
速力 | 14ノット |
航続距離 | 1万海里 |
乗員 | 50名 |
搭載能力 |
・艦艇用燃料:5500トン ・航空燃料:150立方メートル ・ドライカーゴ及び食糧:コンテナ×4基[1] |
兵装 | 無し |
エンデバー(HMNZS Endeavour, A11[1])は、ニュージーランド海軍の補給艦・タンカーである。約7500トンの艦艇用燃料のほか、物資やヘリコプター用の燃料も搭載する。
艦名は、ジェームズ・クックが探検航海に使用した帆船エンデバーから。
艦歴
[編集]「エンデバー」は商船規格船舶として大韓民国で建造され、1988年4月8日に就役する。母港はニュープリマスにあるデヴォンポート海軍基地に置かれている。ニュージーランド海軍の艦艇が訓練や交流のために日本を訪れるときには「エンデバー」もよく同伴している。
1999年9月21日から24日にかけての期間と、2000年1月28日から2月23日までの2度に渡り東ティモール国際軍オーストラリア軍指揮官の下で東ティモール国際軍の一部として参加する[2]。
2012年には「F77 テ・カハ」と共にリムパックに参加している。
ニュージランド海軍は「エンデバー」の代替を計画しており、当初は2013年までに退役する予定であったが、マルポール条約に対応するため、18ヶ月かけて改装され現役を続行した。2015年3月には、代替船の入札要件が公開された。現在、国防省は「エンデバー」の退役時期を2018年4月に予定している[3]。
代替船の仕様は、2基のディーゼルエンジンによって構成され16ノットで6400海里の航続距離を有する推進システム、ミニ・タイフーンマウント2基およびファランクスCIWS1基の武装、ヘリコプター運用能力および12TEU相当のコンテナ搭載能力が要求されている。2015年9月に、大宇造船海洋と現代重工業は、入札の最終段階に選考された[4]。
脚注
[編集]- ^ a b “HMNZS ENDEAVOUR - A11”. ニュージーランド海軍 (2015年). 2015年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月13日閲覧。
- ^ “Strength Through Diversity: The combined naval role in Operation Stabilise” (PDF). オーストラリア海軍 (2007年). 2012年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月2日閲覧。
- ^ Lee-Frampton, Nick (31 March 2015). “NZ Issues Tender for Fleet Tanker”. Defense News 2015年4月9日閲覧。
- ^ “Naval support vessels from South Korea”. DSEI 2015 Exhibition News (IHS Janes 360). (17 September 2015) 2015年9月23日閲覧。
関連項目
[編集]ウィキメディア・コモンズには、エンデバー (補給艦)に関するカテゴリがあります。
- ニュージーランド海軍艦艇一覧
- シリウス (補給艦) - オーストラリア海軍の給油艦。エンデバーと同様に韓国で建造された。