エンゲルバーガー賞
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エンゲルバーガー賞[1](Joseph F. Engelberger Robotics Award[2]、Engelberger Robotics Award[2]、Joseph F. Engelberger Award[3])は、「産業用ロボットの父」と呼ばれるジョセフ・F・エンゲルバーガー博士[注釈 1]の名前を冠した賞[5]で、ロボット分野最高の賞とも言われている[3]。1977年から始まったこの賞は、1981年から技術・応用・教育の3部門に分かれ、1989年にリーダーシップが加わり、4部門制として運営されている[6][注釈 2]。
主な受賞者
[編集]公式サイトのプレスリリースによる[6]。
- 長谷川幸男 - 1977年
- 牧野洋 - 1985年、技術
- 稲葉清右衛門 - 1987年、技術
- 加藤一郎 - 1989年、技術
- 梅谷陽二 - 1991年、技術
- 金出武雄 - 1995年、技術
- ミオミール・ブコブラトビッチ - 1996年、教育
- 井上博允 - 1999年、技術
- 江尻正員 - 2005年、技術
- 広瀬茂男 - 2009年、技術
- ロドニー・ブルックス - 2014年、リーダーシップ
- ディーン・ケーメン - 2015年、リーダーシップ
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 長谷川幸男「建設ロボット ―実用化のための諸課題―」、『日本ロボット学会誌』第21巻第3号、2003年、 232-235頁。
- ^ a b “Joseph F. Engelberger Awards”. Robotics Online. Robotics Industry Association. 2016年5月3日閲覧。
- ^ a b 広瀬茂男「梅谷陽二先生の瑞宝中綬章受章をお祝いして」、『日本ロボット学会誌』第34巻第2号、2016年3月、 お知らせ2。
- ^ 稲垣荘司 (2013年5月14日).“産業用ロボットを築き上げてきた人たち3 モーリス・ダンさん Unimation Inc.”. 技術士事務所ロボティ. オリジナルの2016年4月9日時点によるアーカイブ. 2019年1月2日閲覧。
- ^ “1997年(第3回)日本国際賞受賞者 人工環境のためのシステム技術分野 ロボット産業の創設と全地球的技術パラダイムの創出”. 歴代受賞者(1990年~). 国際科学技術財団. 2016年5月3日閲覧。
- ^ a b c Past Recipients by Year(PDF), Robotics Online > Joseph F. Engelberger Awards (Robotics Industry Association) 2016年5月3日閲覧。
- ^ 「エンゲルバーガー・ロボティクス賞 受賞」、『AIST Today』2001年5月、 23頁。NCID AA11525227
外部リンク
[編集]- Joseph F. Engelberger Awards - RIA - Robotic Online