エマージェンシー・ワード
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『エマージェンシー・ワード』 | ||||
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ニーナ・シモン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1971年2月、11月 1972年2月 | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAビクター | |||
プロデュース | ニーナ・シモン、アンドリュー・ストラウド、ウェルドン・アーヴィン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ニーナ・シモン アルバム 年表 | ||||
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『エマージェンシー・ワード』(原題:Emergency Ward!)は、アメリカ合衆国のジャズ・ボーカリスト、ニーナ・シモンが1972年に発表したアルバム。
解説
[編集]LPのA面全体を占める「マイ・スイート・ロード」(ジョージ・ハリスンのカヴァー)と「トゥデイ・イズ・ア・キラー」(デヴィッド・ネルソンの詩を元にした曲)は、1971年11月にニュージャージー州フォート・ディックスで行われた反戦コンサートでの録音である[1]。オリジナルLPのクレジットでは、「フォート・ディックスを含む様々な場所でのコンサートのライヴ録音」と記されていたが、実際にはB面の2曲はスタジオ録音で[2]、「イズント・イット・ア・ピティ」は1971年2月、「ポピーズ」は1972年2月にニューヨークのRCAスタジオで録音された[3]。なお、CDボックス・セット『The Complete RCA Albums Collection』には、「マイ・スイート・ロード〜トゥデイ・イズ・ア・キラー」と同じくフォート・ディックスでライヴ録音された「レット・イット・ビー・ミー」がボーナス・トラックとして追加されている[3]。
マーク・リチャードソンはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、「マイ・スイート・ロード〜トゥデイ・イズ・ア・キラー」に関して「ハリスンの曲が汗ばむようなゴスペルに変化した」「このメドレーは18分経過してもパワーを失わず、シモンの最も素晴らしい瞬間の一つである」と評している[2]。
収録曲
[編集]- マイ・スイート・ロード〜トゥデイ・イズ・ア・キラー - "My Sweet Lord/Today Is a Killer" (George Harrison/David Nelson, Nina Simone) - 18:44
- ポピーズ - "Poppies" (Lennie Bleecher, Jeremy Wind) - 4:13
- イズント・イット・ア・ピティ - "Isn't It a Pity" (G. Harrison) - 11:08
脚注
[編集]- ^ Lynskey, Dorian (2015年6月22日). “Nina Simone: 'Are you ready to burn buildings?'”. Guardian News and Media. 2015年12月29日閲覧。
- ^ a b Richardson, Mark. “Emergency Ward! - Nina Simone”. AllMusic. 2015年12月29日閲覧。
- ^ a b ボックス・セット『The Complete RCA Albums Collection』(2011, RCA / Legacy, 88697938902)のブックレット内クレジットに準拠