エドワード・ジョセフ・ロウ
表示
エドワード・ジョセフ・ロウ(Edward Joseph Lowe FRS FGS FRAS FLS、1825年11月11日 – 1900年3月10日)は、イギリスの植物学者、気象学者、天文学者である。植物学の分野ではシダ類についての著書で知られ、天文・気象学の分野では流星や太陽黒点、黄道光の研究や、1860年にはスペインで日食中の気候の観察などの研究を行った.[1][2]。
略歴
[編集]ノッティンガムのユニヴァシティ・パークのノッティンガム大学副学長の公邸として使われていた、ハイフィールド・ハウスにアルフレッド・J・ロウの息子に生まれた。15歳から気象の観測を始め、21歳の時最初の科学論文、"A Treatise on Atmospheric Phenomena"を発表した[3]。イギリス気象学会の創立メンバーであり、王立協会、ロンドン・リンネ協会のフェローにも選ばれた。
主著の"Ferns: British and Exotic"は1856年に出版された。
著書の図版
[編集]Ferns: British and Exotic
[編集]"A natural history of British grasses"
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Edward Joseph Lowe (obituary)”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Royal Astronomical Society) 61 (4): 185–186. (1901). Bibcode: 1901MNRAS..61R.185. 2 November 2015閲覧。.
- ^ Cox, Madeline (2004). “Edward J. Lowe and the Nottingham Observatories”. The Antiquarian Astronomer (Society for the History of Astronomy) 1: 6–10. Bibcode: 2004AntAs...1....6C 2 November 2015閲覧。.
- ^ Beeston: Then and Now by Robert Mellors, 1916.