アルベルト・ツィンマーマン
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アルベルト・ツィンマーマン Albert Zimmermann | |
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ツィンマーマン(作)『ミュールタールの風景』 | |
生誕 |
1808年9月20日 ドイツ、ツィッタウ |
死没 |
1888年10月18日 ドイツ、ミュンヘン |
アルベルト・ツィンマーマン(August Albert Zimmermann、1808年9月20日 - 1888年10月18日)はドイツの風景画家である。
略歴
[編集]ポーランド、チェコとの国境に近い、ザクセン州のツィッタウに生まれた。3人の弟がいて、アルベルトも含めて風景画家になり、何人かはアルベルトの弟子であった。
- アルベルト・ツィンマーマン(August Albert Zimmermann:1808-1888)
- マクシミリアン(マックス)・ツィンマーマン(August Maximilian Zimmermann:1811-1878)
- ロベルト・ツィンマーマン(August Robert Zimmermann:1815–1864)
- リヒャルト・ツィンマーマン(Richard Augustus Zimmermann:1820-1875)
独学で風景画家になった後、21歳の1829年からドレスデンの美術学校で学び、1831年にミュンヘンに移った。ミュンヘンで風景画の学校を開き、多くの学生を集めた。1857年にミラノのブレラ美術アカデミーの教授に任じられた。この職はミュンヘンでの弟子、ヴァーゲン(Adalbert Waagen)が後に後任となった。1859年か1860年にウィーンに移り1872年までウィーン美術アカデミーで教えた。1880年にザルツブルクに移り、1884年頃ミュンヘンに戻りミュンヘンで没した。
ツィンマーマンが教えた学生にはパール・ラースロー やエミリー・メディツ=ペリカン、エミール・ヤーコプ・シンドラーらがいる。
作品
[編集]-
森の道
-
アルプスの麓の鹿
参考文献
[編集]- Constantin von Wurzbach: Zimmermann, Albert. In: Biographisches Lexikon des Kaiserthums Oesterreich. 60. Theil. Kaiserlich-königliche Hof- und Staatsdruckerei, Wien 1891, S. 111–114
- Theodor Frimmel von Traisenau: Zimmermann, Albert. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 45, Duncker & Humblot, Leipzig 1900, S. 248–251.
- Walther Killy, Rudolf Vierhaus: Deutsche Biographische Enzyklopädie, Band 10. Verlag K. G. Saur, München 1999.