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アフリカメダマカマキリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アフリカメダマカマキリ
成虫
幼虫
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
上目 : 網翅上目 Dictyoptera
: カマキリ目 Mantodea
: ハナカマキリ科 Hymenopodidae
亜科 : ハナカマキリ亜科
: Pseudocreobotra
: P. wahlbergi
学名
Pseudocreobotra wahlbergi
Stål, 1871

アフリカメダマカマキリは、カマキリ目ハナカマキリ科に属するカマキリの1種で、翅に大きな目玉模様を持つ。

分布

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名前の通りタンザニアなどアフリカの南部および東部に生息[1]

形態

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メスの体長は4cm程。オスは少し小さく、触覚が長い。顔はハナカマキリに似て目が尖っている。終齢に近い幼虫は腹部に棘がある。翅には螺旋状の眼状紋をもつ。体色は白く、緑色の斑点が入る。若い幼虫は黒い。成長した幼虫は桃色など多様な体色である[1]。足には縞模様がある。

生態

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天敵に対しては翅を広げて眼状紋で威嚇する。ハナカマキリのように花に擬態し獲物を待ち伏せする[1]。メスは7回、オスは6回の脱皮で成虫になる[1]

脚注

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  1. ^ a b c d Peppino (2022年2月7日). “Pseudocreobotra wahlbergii” (英語). Monaco Nature Encyclopedia. 2023年8月15日閲覧。

関連項目

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