アデイブ
アデイブ | |||||||||||||||||||||||||||
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欧字表記 | Addeybb | ||||||||||||||||||||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||||||||||||||||||||
性別 | 騸 | ||||||||||||||||||||||||||
毛色 | 栗毛 | ||||||||||||||||||||||||||
生誕 | 2014年2月9日(10歳) | ||||||||||||||||||||||||||
父 | Pivotal | ||||||||||||||||||||||||||
母 | Bush Cat | ||||||||||||||||||||||||||
母の父 | Kingmambo | ||||||||||||||||||||||||||
生国 | アイルランド | ||||||||||||||||||||||||||
生産者 | Rabbah Bloodstock Ltd | ||||||||||||||||||||||||||
馬主 | Sheikh Ahmed Al Maktoum | ||||||||||||||||||||||||||
調教師 | William Haggas(イギリス) | ||||||||||||||||||||||||||
競走成績 | |||||||||||||||||||||||||||
生涯成績 | 28戦13勝[1] | ||||||||||||||||||||||||||
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アデイブ(英:Addeybb)はイギリスの競走馬。主な勝ち鞍は2020年ランヴェットステークス、クイーンエリザベスステークス、チャンピオンステークス、2021年クイーンエリザベスステークスである。
戦績
[編集]3歳(2017年)
[編集]5月19日のニューベリー競馬場の未勝利戦でウェイン・ローダンを背にデビューして4着。続く6月14日のヘイドックパーク競馬場の未勝利戦にて初勝利を挙げた[2]。
その後は7月14日のアスコット競馬場のハンデ戦も勝利して連勝。8月3日のグッドウッド競馬場のハンデ戦はライアン・ムーアが騎乗するも3着。9月29日のニューマーケット競馬場を勝利して3歳時を終えた[2]。
4歳(2018年)
[編集]3月24日のドンカスター競馬場のハンデ戦から始動して、ジェームズ・ドイルを鞍上に勝利を挙げる[2]。
4月27日のベッド365マイル(G2)では1番人気に支持されると鋭く抜け出して2馬身3/4差の快勝。3連勝でグループ競走初制覇を果たした[3]。
その後は5月19日のロッキンジステークス(G1)に2番人気で出走するもロードデンドロンの8着[4]。9月15日のアイリッシュチャンピオンステークス(G1)は出走取消[5]。10月20日のクイーンエリザベス2世ステークス(G1)はロアリングライオンの12着[6]。11月17日のチャーチルステークス(L)は3着という結果だった[2]。
5歳(2019年)
[編集]5月10日のハクスリーステークス(G2)では1番人気に推されるも4着[7]。6月18日のウォルフファートンステークス(L)はダニエル・タドホープを背にマジックワンドに2馬身半差を付けて勝利[2][8]。7月27日のヨークステークス(G2)では1番人気に支持されるも2着に敗れた[7]。
8月10日のローズオブランカスターステークス(G3)では圧倒的な1番人気の支持を受け、リチャード・キングスコートを背に快勝。グループ競走2勝目を挙げた[2][9]。
10月19日のチャンピオンステークス(G1)では再びドイル騎手と組んで3番人気で出走してマジカルの2着に入った[10][11]。
6歳(2020年)
[編集]3月21日のランヴェットステークス(G1)から始動。トム・マーカンドを背に3番人気に支持された[2]。レースは自ら逃げて、背後いた1番人気馬ベリーエレガントとの一騎打ちの展開。直線の入口で一度は交わされるも差し返して0.5馬身差を付けて逃げ切りG1初制覇を果たした[12]。
4月11日のクイーンエリザベスステークス(G1)はTAB・JRAオッズ共にダノンプレミアムに次ぐ2番人気で出走[13]。3番手の追走から最終コーナーで先頭に立つ。直線半ばで2番手に上がったダノンプレミアムを突き放して、内を突いたベリーエレガントに2.8馬身差を付けて完勝。G1連勝とした[14]。
その後は6月17日のプリンスオブウェールズステークス(G1)に2番人気で出走[15]。2番手で追走して直線で逃げ馬に並び掛けるも、ロードノースに外からまとめて交わし去られ3馬身3/4差の2着に敗れた[16]。
9月19日のドーンサイドカップ(L)ではロードグリッターズに3/4馬身差を付けて勝利。チャンピオンステークスに向けて幸先の良い走り出しを切った[17]。
迎えた10月17日のチャンピオンステークス(G1)では5番人気で出走。2番手の追走から残り2ハロン地点で先頭に立つと後続との差を築いてスカレティに2馬身3/4差を付けて三度目のG1制覇。昨年の覇者マジカルは3着であり、見事に雪辱を果たした[18]。
7歳(2021年)
[編集]3月27日のランヴェットステークス(G1)から始動。2番手に付けて直線でベリーエレガントとの叩き合いとなるも、競り負けてしまい1馬身差の2着に敗れて連覇ならずとなった[19]。
4月17日のクイーンエリザベスステークス(G1)は2番人気で出走。出遅れ気味の発馬となるも中団に位置を確保・中間点で鞍上に促されて2番手まで押し上げる。直線では後続勢を引き付けるかのようにしてから末脚を繰り出し、外から食い下がるベリーエレガントと叩き合いとなるも振り切って0.5馬身差で勝利。四度目のG1制覇を連覇で飾った[20]。
7月3日のエクリプスステークス(G1)に3番人気で出走。逃げる競馬をするも1番人気馬セントマークスバシリカに突き放されて3馬身半差の完敗。ミシュリフを差し返すのが精一杯だった[21]。
その後は10月16日のチャンピオンステークス(G1)に4番人気で出走するもシリウェイの6着に敗れた[22]。
8歳(2022年)
[編集]5月26日のブリガディアジェラードステークス(G3)から始動。逃げる競馬をするも直線でモスターダフに交わしに掛かられ、更に外からベイブリッジにまとめて交わされてしまい3着に敗れた[2][23]。
その後は7月1日のガーラステークス(L)を3着[2]。10月1日のドラール賞(G2)はアンマートの6着に敗れた[2][24]。
10月16日のコンセイユドゥパリ賞(G2)では1番人気に推されての出走。逃げるモンティをマークするかのように2番手を追走。そのままの隊列で直線に入るとモンティが後続を突き放すも、それを差し切って1馬身1/4差で勝利。昨年のクイーンエリザベスステークス以来の白星を挙げた。この競走を最後に引退することとなった[25]。
競走成績
[編集]この節には内容がありません。(2023年12月) |
血統表
[編集]アデイブの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ヌレイエフ系 |
[§ 2] | ||
父 Pivotal 1993年 |
父の父 Polar Falcon
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Nureyev | Northern Dancer | |
Special | ||||
Marie d'Argonne | Jefferson | |||
Mohair | ||||
父の母 Fearless Revival
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Cozzene | Caro | ||
Mohair | ||||
Stufida | Bustino | |||
Zerbinetta | ||||
母 Bush Cat 2000年 |
Kingmambo | Mr.Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Miesque | Nureyev | |||
Pasadoble | ||||
母の母 Arbusha
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Danzig | Northern Dancer | ||
Pas de Nom | ||||
Lulu Mon Amour | Tom Rolfe | |||
Sister Shu | ||||
母系(F-No.) | (FN:9-f) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Nureyev 3×4、Northern Dancer 4×5・4、Nashua 5・5(母内) | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Addeybb(IRE)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “アデイブ(Addeybb) | 競馬データベース | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “英G2ベット365マイル、アデイブが3連勝で重賞初制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “G1ロッキンジS、ロードデンドロンが牡馬蹴散らし3度目のG1制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “アイリッシュチャンピオンステークス(G1) 2018/9/15(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “クイーンエリザベス2世ステークス(G1) 2018/10/20(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b “英G2ハクスリーS、フォレストレンジャーが2連覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “ハガス師、道悪巧者アデイブを英G1エクリプスSへ待機 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “昨年3着のサンダリングブルー、英インターナショナルS出走は五分五分と調教師 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “英チャンピオンステークス(G1) 2019/10/19(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “マジカルがG1英チャンピオンSを貫禄勝ち、3着のディアドラは来年に英国再遠征も | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “英国から遠征のアデイブが豪G1ランヴェットS快勝、次戦はクイーンエリザベスS | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “オッズ | 2020クイーンエリザベスステークス”. JRA-VAN Ver.World. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “ダノンプレミアムは伸び切れず、道悪巧者アデイブが豪G1クイーンエリザベスSを完勝 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “プリンスオブウェールズステークス(G1) 2020/6/17(水) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “ロードノースがG1プリンスオブウェールズSを快勝、ジャパンは4着 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “アデイブ、英チャンピオンSへ向けて準重賞でロードグリッターズ撃破 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “G1英チャンピオンS、アデイブが雪辱果たしマジカルの連覇ならず | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “ベリーエレガントがアデイブに雪辱、豪G1ランヴェットSで1年越しのリベンジ | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “豪G1クイーンエリザベスSは昨年の再現、アデイブがベリーエレガントを振り切り連覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “仏二冠馬セントマークスバシリカ、英G1エクリプスSで古馬を一蹴 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “英チャンピオンステークス(G1) 2021/10/16(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “ベイブリッジが5連勝で重賞初制覇、英G3ブリガディアジェラードSを圧勝 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “仏G2ドラール賞はアンマートが接戦を制す、ドーヴィル大賞勝ちのボタニクは完敗 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “古豪アデイブ、仏G2コンセイユドゥパリ賞を制して引退 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Addeybb(IRE)|”. JBISサーチ(JBIS-Search). 2021年8月21日閲覧。
- ^ “Addeybbの血統表”. netkeiba.com. 2021年8月19日閲覧。