われらはきたりぬ
『我らはきたりぬ』(われらはきたりぬ、英語原題:We Three Kings of Orient Are)は、1857年に、ジョン・ヘンリー・ホプキンズ・二世師(Reverend John Henry Hopkins, Jr.)が作詞したクリスマス・キャロルである。
キリスト教宗教音楽上の分類では、「主顕節キャロル(Epiphany carol)」と呼ぶべきものである。ホプキンズはまた、ニューヨーク市専門神学校(EN)でのクリスマス・ペイジェントの一部のために、歌詞と曲の両方を作詞作曲した。この歌は、ホプキンズの1863年刊行の『キャロル、聖歌、ソング』が初出である。
ジョン・ホプキンズは、1820年にペンシルベニア州ピッツバーグで誕生し、1891年、ニューヨークのハドソンで逝去した。ホプキンズは牧師であり、作家、書籍のイラストレータ、ステンドグラス窓のデザイナーで、ニューヨークの外で出された『教会ジャーナル』の編集者であった。
歌詞
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英語原歌詞 We three kings of Orient are CHORUS: Born a King on Bethlehem's plain CHORUS Frankincense to offer have I; CHORUS Myrrh is mine, its bitter perfume CHORUS Glorious now behold Him arise CHORUS: |
日本語大意 我ら三人、オリエントの王なり (斉唱) ベツレヘムの野に、王生まれぬ (斉唱) 乳香を献ぐため、我携え来たり (斉唱) 我が携えしは没薬、苦き香料 (斉唱) 見よ、今や榮光に満ちて彼甦る (斉唱) |
ポピュラー歌手によるカバーなど
[編集]- ビーチ・ボーイズは、1964年のアルバム『ビーチ・ボーイズのクリスマス・アルバム』において、ディック・レイノルズによるオーケストレーション・アレンジメントでヴァージョンを録音した。
- ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは自身のバンド『ハルフォード』のアルバム『Halford III: Winter Songs』でヘヴィメタル調にアレンジしている。
収録讃美歌
[編集]関連項目
[編集]参考書籍
[編集]The Book of World Famous Music Classical, Popular and Folk by James Fuld (1966)
外部リンク
[編集]- ジョン・ホプキンズ師伝記 [英文]
- われらはきたりぬ MIDI音楽 [英文]
- translation/ en:We Three Kings 17:33, 21 June 2007 より転記・一部翻訳
- contributors/ 24.5.223.141, Samw, David.Mestel, 80.57.77.243, Lozarithm et al.