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つまごいパノラマライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

つまごいパノラマライン(つまごいパノラマライン)は、群馬県吾妻郡嬬恋村の主要村道である。広域農道として開発された、南ルート北ルートの2つのルートから成る全体延長約30 kmの道路が、嬬恋村の中央周辺地の山裾に沿ってほぼ2/3周する経路をとる。南ルートは、大字大笹の北軽井沢嬬恋ゴルフコースがある群馬県道235号大笹北軽井沢線交点から浅間山北側の山裾を縫って大字田代の国道144号交点まで、北ルートは、国道144号交点から茨木山麓、四阿山草津白根山の山裾を通過して草津町境界の群馬県道59号草津嬬恋線に至る[1]

北ルートの一部は、12月初旬から4月初旬にかけて冬季閉鎖される[1]。交通量は少なめで、線形は緩やかなカーブと直線でつなぐ道で、やや起伏があり[1]、特に北ルートには長い直線やアップダウンが多い[2]。沿道にはキャベツ畑が広がり、夏は出荷前のキャベツが畑一面に見られ、浅間山の眺望と相まって絶景のドライブコースとしても人気がある[1][2]

南ルート

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つまごいパノラマライン南ルートは、群馬県吾妻郡嬬恋村大字大前の群馬県道235号大笹北軽井沢線の交点から西へ延び、長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線と交差し、嬬恋村大字田代の国道144号に至る、嬬恋村の主要村道である。終点の国道144号の交点は十字路になっており、国道を挟んで北側は北ルートに接続する。

嬬恋村特産の高原キャベツが栽培される広大な畑の中を通過し、浅間山も間近に見ることが出来る。嬬恋村民の生活道路の一部となっているので、冬期でも除雪が行き届いており、四季を通じてドライブを楽しむことができる。

沿革

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農林省(建設当時。現在の農林水産省)による国営農地開発事業によって幅員約7メートル、全長約15 kmの浅間広域農道として建設された後、嬬恋村へ移管され、主要村道となる[要出典]

交差する道路

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沿線

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北ルート

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つまごいパノラマライン北ルートは、群馬県吾妻郡嬬恋村大字今井字仙之入の群馬県道59号草津嬬恋線との交差点から嬬恋村大字田代の国道144号までを結ぶ嬬恋村の主要村道である。

群馬県道59号草津嬬恋線から、バラギ高原や干俣地区を経由し、嬬恋村北側の高原地帯を通る。 ほとんどすべての区間は山間地を縫っており、信号はまったくない。 北海道を彷彿させる景色なので、ツーリングの人気スポットとなっている[独自研究?]。終点は国道144号線との交差点で十字路になっており、国道を挟んだ南側で南ルートに接続する。

降雪があるため、冬季(12月初旬 - 4月初旬)は一部の区間(バラギ高原付近 - 干俣地区)を除いて冬季閉鎖となる。

群馬県嬬恋村干俣地区にて

沿革

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交差する道路

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沿線

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脚注

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参考文献

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  • 小川秀夫、栗栖国安、田宮徹 著「つまごいパノラマライン」、中村純一編 編『ニッポン絶景ロード100』枻出版社〈エイムック〉、2016年4月10日、63頁。ISBN 978-4-7779-3980-0 
  • 佐々木節、石野哲也、伊藤もずく 著「嬬恋パノラマライン」、松井謙介編 編『絶景ドライブ100選 [新装版]』学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2015年9月30日、65頁。ISBN 978-4-05-610907-8 

外部リンク

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つまごいパノラマライン(嬬恋村観光協会)