かけあうつきひ
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かけあうつきひ | |
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ジャンル | 日常、コメディ |
漫画 | |
作者 | 福井セイ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
レーベル | 少年サンデーコミックス |
発表号 | 2021年24号 - 2022年32号 |
発表期間 | 2021年5月12日 - 2022年7月6日 |
巻数 | 全6巻 |
話数 | 全56話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『かけあうつきひ』は、福井セイによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2021年24号から2022年32号まで連載された。福井にとって3作目となる単行本化作品である[1][2]。
あらすじ
[編集]有戸月と上狛陽は東京の格安アパート六畳一間で共同生活をしながら、漫才師を目指して下積みの日々を送っていた。
登場人物
[編集]- 有戸月(ありと つき)
- 陽と共に漫才コンビ「400倍」を組む、黒髪ぱっつんの18歳の少女。漫才内での立ち位置はボケ。山梨県出身。日々の暮らしでたびたびボケては陽にツッコミを入れられている。アルバイト先は雀荘。人にはない視点を持っており、養成所の講師からも才能があると評されるほど。
- 上狛陽(かみこま よう)
- 月と共に漫才コンビ「400倍」を組む、金髪ロングの19歳の少女。漫才内での立ち位置はツッコミ。大阪府出身で、関西弁を話す。アルバイト先のコンビニではテキパキ仕事をこなし、後輩や店長からも頼りにされている。
- 中学2年生のときに父親の仕事の関係で山梨の学校に転校し、そこで月と出会う。月と関わっていくうちに彼女の面白さに惹かれていき、月をお笑いの道に誘った。
用語
[編集]- 済々荘(せいせいそう)
- 月と陽が住んでいる築50年のアパート。
- 越本総合芸能学院(こしもとそうごうげいのうがくいん)
- 日本最高峰のお笑い養成所。通称は「KSC」。
- カンパニーエイトスクール
- 月と陽が通っている弱小のお笑い養成所。月たちを含めた計12人が15期生として通っている。
評価
[編集]本作の連載が開始されると、読者からは「掛け合いが面白い」「ほのぼのする」などの声があがった[3]。
2022年には「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」のスピンオフ企画「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 2022」で5位に選出[4]。選定員の一人からは「日常会話でもずっとボケとツッコミが繰り広げられていて、癒されるだけじゃなくクスっと笑える面白さもある」などと評された[5]。
書誌情報
[編集]アニメイトとメロンブックスでは、単行本の購入特典として描き下ろしのペーパーが用意された[6]。
- 福井セイ『かけあうつきひ』小学館〈少年サンデーコミックス〉、全6巻
- 2021年8月18日発売[小 1]、ISBN 978-4-09-850639-2
- 2021年11月18日発売[小 2]、ISBN 978-4-09-850724-5
- 2022年1月18日発売[小 3]、ISBN 978-4-09-850864-8
- 2022年4月18日発売[小 4]、ISBN 978-4-09-851059-7
- 2022年6月17日発売[小 5]、ISBN 978-4-09-851153-2
- 2022年8月18日発売[小 6]、ISBN 978-4-09-851225-6
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “少年サンデーに連載、福井出身の漫画家が単行本 福井セイさん「かけあうつきひ」”. 福井新聞. (2021年8月19日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ “マンガ学部ストーリーマンガコース卒業生の福井セイさんのマンガ単行本『かけあうつきひ』第1巻が出版されました”. 京都精華大学. (2021年8月25日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ まいじつエンタ編集部 (2021年5月14日). “サンデー新連載『かけあうつきひ』好評! 作者は『くりぃむANN』と『スマブラ』好き?”. まいじつエンタ (日本ジャーナル出版) 2022年1月30日閲覧。
- ^ “書店員が選んだおすすめコミック2022、第1位は龍幸伸「ダンダダン」”. コミックナタリー (ナタリー). (2022年1月27日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ MD課 鈴木 (2022年1月27日). “漫画編集者&販売担当が選ぶ「悔しいけど面白い他社の漫画」は? 「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック2022」”. ほんのひきだし (日本出版販売) 2022年1月30日閲覧。
- ^ 「漫才師を目指す上京女子2人の共同生活描いた日常コメディ「かけあうつきひ」1巻」『コミックナタリー』ナタリー、2021年8月18日。2022年1月30日閲覧。
小学館
[編集]以下の出典は小学館内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。