ZIL-157

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エストニア、Naissaar島のZIL-157

ZIL-157は、第二次世界大戦後のソビエト連邦で生産された2.5トン・6×6総輪駆動の多目的トラックZIL(Zavod Imeni Likhachova)によって製造された。

ソビエトにおいては、1958年-1994年までの長期に渡り生産が続いた。ZIL-157は、ZIL-131ウラル-375Dシリーズによって置き換えられるまでの間、ソビエトの標準的なトラックとなり、GAZ-66と共にソ連地上軍の標準的トラックであった。中国人民解放軍は、ZIL-157のコピーとしてCA-30トラックの生産を命じた。

ZIL-157はZiS-151トラックを改良したもので、ZiS-151からの変更点はフロントグリルと、幅の広い扁平タイヤを使用し、後輪がダブルタイヤからシングルタイヤになった点である。

主要諸元[編集]

  • 6×6トラック
  • エンジン:5.6L ZIL-157 直列6気筒
  • 変速機:5速マニュアル
  • 全長:6,922mm, 全幅:2,315mm, 全高:2,360mm
  • ホイールベース:4,225mm
  • 無積載重量:5,800kg(人員・貨物は積まず、燃料・冷却水・オイルなどは含む重量、Curb weight)

画像[編集]

派生型[編集]

ZIL-157B
トラクター・トレーラー型。1958-1982年製造。
ZIL-165
ZIL-131の試作型。1958年製造。
BTR-152
装甲兵員輸送車、前期型はZiS-151をベースとし、V型以降はZIL-157をベースとした。

関連項目[編集]