Yay!

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Yay!(イェイ)とは、株式会社ナナメウエが運営する匿名型SNSである。同社がかつて開発していた学生向けの「ひま部」が2019年12月31日にサービス終了したことを受け、2020年1月1日より「Yay!」が正式にサービス開始された。

特徴[編集]

Yay!の基盤的な機能は「ひま部」と同様で、主な違いは「対象ユーザー層の拡大」と「年齢確認の強制化」である。 基本的に全年齢向け(中学生以上)だが、ほとんどの機能を利用するには身分証明書の画像提出による年齢確認の手続きを行う必要がある。また、年齢確認済みユーザーでも機能が制限される場合がある[1][2]。また「ひま部」のサービス終了後、同社はセキュリティ強化にも力を入れている。

必要な問い合わせに対応する運営アカウントが存在する。これは、アプリ内の設定、規約より運営アカウントが確認できる。また「English/Indonesian support」として多言語対応もしている。

歴史[編集]

  • 2020/01/01 - Yay!を正式リリース[3]
  • 2020/04/24 - 特定非営利活動法人BONDプロジェクトと協力して、孤立する10代から20代の若年層に向けた相談窓口をアプリ内に設置[4]
  • 2020/06/19 - LGBT支援団体「にじーず」と協力し、LGBTや自分の性に悩む学生のための相談窓口をアプリ内に設置[5]
  • 2020/12/15 - ユーザー数が200万人を突破[6]
  • 2021/04/26 - 認定NPO法人D×Pが運営する「ユキサキチャット」と連携し、経済的不安を抱える15歳から25歳を対象とした相談窓口をアプリ内に設置[7]
  • 2021/05/06 - ユーザー数が300万人を突破[8]
  • 2021/05/12 - 特定非営利活動法人あなたのいばしょ運営する「あなたのいばしょチャット相談」と連携し、個人の悩みやDV児童虐待などについての相談などができる窓口へのリンクをアプリ内に設置[9]

機能[編集]

  • タイムラインや自分のプロフィールに投稿
  • 個人チャット
  • 個人通話・グループ通話・ビデオ通話
  • ひまなう機能(誰とでもチャット可能)
  • サークル機能
  • レター(メッセージ機能)

キャラクター[編集]

アルパカ[編集]

アルパカはYay!のメインキャラクターであり、運営のことを指す。Yay!内にあるチャット機能のスタンプにも登場する。

  • 駆け出しアルパカ(社長)
  • アンパカ(Android担当)
  • ハゲパカ(iOSのバグ生成担当)
  • レディーパカ(バグ担当)
  • インテリパカ(マーケ、PR担当)

ペンペンズ[編集]

アルパカの手伝いという設定であり、Yay!を監視しており、Yay!内のチャット機能のスタンプにも登場。様々な種類のペンギンが存在する。

  • 茜ぺんぺん
  • きゃりーぺんぺん
  • パリピぺんぺん
  • 踊るぴんくぺんぺん
  • みずうみぺんぺん
  • ヒカルぺんぺん
  • バチクソぺんぺん
  • オノマトぺんぺん
  • おくむら

各機関との連携[編集]

教育機関との連携[編集]

インターフェースデザインの共同研究プロジェクト[編集]

インターネットコミュニティにおける18歳未満のユーザに関するトラブルリスクを軽減させるために、東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻矢谷研究室と連携し、大規模な定量調査を通じて検証を実施。ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems(CHI 2020)にてフルペーパーの論文として発表され約3000を超える論文の中から上位5%に与えられるCHI 2020の佳作「Honorable Mention」を受賞した。

トラブル抑制に向けた共同研究プロジェクト[編集]

トラブル防止のためのデータ分析及び、安全なインターネット利用を促進する仕組みづくりのために、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻鳥海研究室と連携し、ユーザーの行動ログや投稿内容等のデータを元に検証を行った。

専門機関との連携[編集]

10代から20代の女性専用相談窓口の設置
自宅が精神的な拠トラブル防止のための対策

年齢確認[編集]

Yay!では全ユーザーに対する年齢確認を実施しており歳の離れたユーザー同士はやりとりができない仕組みになっている。

AIによるコンテンツの監視・他サービスID交換の禁止[編集]

Yay!ではソーシャルゲームを除く外部サービスのID交換を禁止しており投稿された場合は自動削除されている。また不適切なコンテンツの通報に対しては24時間以内の対応がされている。

捜査機関との連携[編集]

インターネット犯罪や被害発生の減少、新たな犯罪動向の把握のために、各都道府県警のサイバー犯罪対策課を中心に定期的な捜査協力を行っている。

社会への取り組み[編集]

児童が安心・安全にインターネットを利用できる環境の整備を目的として、ネット事業者からなる「青少年ネット利用環境整備協議会」を警察庁と協力して2017年7月に発足。

また、あらゆるソーシャルメディア上の課題への対策を強化するため、「青少年ネット利用環境整備協議会」を母体として、新たに「一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構(SMAJ)」を設立。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]