Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/会計史 20200811

会計史 - ノート[編集]

選考終了日時:2020年8月25日 (火) 00:04 (UTC)2020年9月22日 (火) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2020年7月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2020年8月11日 (火) 00:04 (UTC)[返信]
  • コメント かなりの力作だと思います。現時点の内容で良質な記事としては十分であると思いますが、脚注で気になるところがあります。
    1. リンク切れの脚注がいくつかあります。具体的には「ポランニー 1998」「市 2012」「四日市 2008」「土方 2008」「臼井 1999」に対応する参考文献がありません。
    2. ページ番号のついていない脚注が散見されます。中には74ページに上る「明石 2015」などもあり、できればページ番号をつけてほしいところです。また、「田中 2019」や「小見山 2008」、「栗原 2016」など、同一の文献にもかかわらずページ番号のある脚注とない脚注が両方存在するものもみられます。
  • 以上です。細かい修正はここでは特に言及せず、直接編集しました。--ネイ会話2020年8月16日 (日) 15:17 (UTC)[返信]
  • コメント 現在の会計制度が近代以降に形成・発展してきたという観点からすると、古代~近世の部分がかなり充実しているのに対し、近現代(特に現代)のあたりが書きかけという印象を受けました(現代の節見出しは細かく区切られていますが)。例えば、財務会計・管理会計という区分で言えば、管理会計の話は標準原価計算とか1922年のマッキンゼーの管理会計の話で終わっていますが、その後も直接原価計算や活動基準原価計算の考案といった重要なトピックがあるので、現代の節では財務会計の話のみではなく、管理会計の話に触れたほうが良いように思います。
現代の部分では若干違和感のある記述もあり、たとえば「日本の会計は損益計算を最優先する収益費用中心であり、取得原価主義だった。しかし会計ビッグバン以降は、資産・負債中心観へと変化した」と書かれていますが、本当でしょうか。現在も収益費用アプローチが全面的に否定されたわけではない(資産負債アプローチと両立している)と思いますし、固定資産も取得原価主義で評価して減価償却を行っています。海外の会計事務所について「監査法人」という用語が使われていますが、監査法人は日本の公認会計士法上の用語なので海外の会計事務所に用いるのは違うのではという気がします。「コーポレートガバナンスと会計」節でのSOX法の意義も、第一に内部統制関係について記述したほうが良さそうで、そうでないと最後の文で日本に内部統制報告制度が導入されたと書いてある話とつながらないと思います。--伊佐坂安物会話/履歴2020年8月16日 (日) 23:46 (UTC)[返信]
  • 返信 主な加筆者です。コメントありがとうございます。まず書いておきますと、 (1) 自動的に選考対象になった記事で自薦ではなく、良質な記事は目的としていません。 (2) 質の向上には賛成です。 (3) 他の記事に関心が移っているので対応量は少ないかもしれません。この3点をふまえて返信します。
  • ネイさんへ。直接編集に感謝です、大変助かります。お手数をかけました。他の出典も修正しました。
  • 伊佐坂安物さんへ。こちらで最後に編集した版には書きかけのタグをつけていたので、書きかけの印象はその通りだと思います。ただ、後述のように加筆予定の部分は印象と違うかもしれません。
  1. 「日本の会計は損益計算を最優先する」部分は、小見山 (2008), pp. 68-69。が出典です。抜けがあり失礼しました。
  2. 「監査法人は日本の公認会計士法上の用語」部分について、出典の多いソール (2018)を検索したところ、21点ありました。訳語の変更は独自研究になるかもしれないので、監査法人という語が使われている出典は、そのまま使用しています。
  3. 現代の管理会計史も面白そうなのですけれど、現代史について同様に重要な社会主義国に関する記述がないので、そちらの加筆を予定しています。 —Moke会話2020年8月18日 (火) 08:57 (UTC)[返信]
  • 賛成 :コメントで予定していた加筆がすんだので、現状で問題ないと考えて賛成します。その他に記述が足りないと考える部分は、伊佐坂安物さんご指摘の管理会計の他に、テクノロジー、教育、会計不正(現在の記事はほぼリーマン以前までです)、家計簿など多岐にわたるので、これらは今後のテーマとします。
  • コメント:せっかくの機会ですので、4週間延長をお願いいたします。--Moke会話2020年8月23日 (日) 08:48 (UTC)[返信]
    • コメント 社会主義国に関する記述についてありがとうございます。4週間延長処理しました。そのうえで、トピックの網羅性という観点から良質な記事の目安と照らして不足を感じること、またトピックの並べ方が構造化されていない気がするので(例えば、WP:LSからすると概要節は全体の要約となりますが概要にしかない記述があること、家計簿の歴史など一部トピックのみ時代別の記述から分離した記述がある一方で、会計監査制度などのトピックは時代別の節に組み込まれていること、現代節が関連づけられていない複数トピックで分断されていること)、私のほうでも一部加筆、整理してみたいと思います(会計基準の国際統合については少し加筆しましたが、もう少し背景や意義の補足が必要だと考えています)。--伊佐坂安物会話/履歴2020年8月23日 (日) 12:33 (UTC)[返信]
      • 反対 すみません。やはり、記事にも財務会計・管理会計という大分類があると書かれているのに、現代の部分に管理会計の記述がまったくないのは、良質な記事の目安のいうトピックの網羅性という意味でどうなのかと思うので一旦反対票にします。--伊佐坂安物会話/履歴) 2020年8月27日 (木) 14:24 (UTC) いろいろと追記修正したいところ、特に近代以降の構成とかは気になりはするのですが、主な反対理由はなくなったので、一旦取り下げます。出典範囲については、改稿のことを考えると、たしかになるべく短めな範囲で指定した方が良いとは思うのですが、一方で、全体としての文脈のなかで記述を意味づけるという意味ではある程度広い範囲になることもあるでしょうし、良質な記事の目安と照らして積極的に反対する理由では、個人的には無いと思うので反対票は取り下げる次第です(どちらかといえば改稿のことを考えると、ウィキペディア的には一文ごとに脚注がついているほうが好みなので、そっちのほうが気になるのですが、これもスタイルマニュアルに照らして明確に問題とは言えないため、反対票にはしません)。--伊佐坂安物会話/履歴2020年9月17日 (木) 12:59 (UTC)[返信]
  • 返信 加筆をありがとうございます。さらに内容が充実し、立項されていない部分も明らかになって有意義だと思いました。今後もお時間あれば、追加修正いただければ幸いです。--Moke会話2020年9月21日 (月) 19:22 (UTC)[返信]
  • コメント 加筆後にも問題のある脚注が見られます。
    1. 出典19番の「三代川 2014, pp. 446-445.」ですが、「445-446」と「443-445」のどちらが正しいでしょうか。
    2. 出典166番の「中野, 清水編 2019.」にページ番号がつけられていません。
    3. 出典211番と257番の「中野, 清水編 2019, pp. 271-.」「ソール 2018, p. No.284-/5618.」は1ページを出典としているのでしょうか、それともページ番号の入力ミスでしょうか。
    4. 出典223番、271番、277番、278番(齊藤 2013、小澤 2018、ポメランツ 2015)に対応する参考文献がありません。--ネイ会話2020年8月23日 (日) 12:37 (UTC)[返信]
  • 返信 コメントをありがとうございます。以下返信です。
  • 伊佐坂安物さんへ。概要のみにある記述は、時代別の記事に転記するか削除します。
  • ネイさんへ。修正しました。出典19番は「443-445」。出典166番は削除。「中野, 清水編 2019, pp. 271-.」と「ソール 2018, p. No.284-/5618.」は1ページのみ出典。文献を追加しました(齊藤 2013、小澤 2018、ポメランツ 2015)。--Moke会話2020年8月23日 (日) 14:18 (UTC)[返信]
  • 賛成 修正していただきどうもありがとうございます。私は今の内容でも良質な記事としては十分であると思いますので、賛成票を投じます。--ネイ会話2020年8月23日 (日) 15:04 (UTC)[返信]
  • コメント:更新しました。ネイさん、ありがとうござます。一貫したコメントで対応しやすかったです。ときどき加筆するので、また何かあればご指摘いただけると助かります。--Moke会話2020年8月27日 (木) 00:13 (UTC)[返信]
  • 賛成 各国の会計の歴史をうまく言及して取りまとめられているものと思います。個別の会計技術の詳細やその経緯は、個別の記事で触れるべきことでしょうから、この記事は全体の総覧であることを考えるとこれくらいで良いように思います。--Tam0031会話2020年8月27日 (木) 13:58 (UTC)[返信]
  • 返信 :Tam0031さん、ありがとうございます。伊佐坂安物さん、管理会計については伊佐坂安物さんが加筆するという理解だったので、現状のままとなっております。加筆を楽しみにしています。網羅性といえば、人口規模を考えるとイスラムの会計についての記述がないのが気になったので、私はそちらを加筆します。--Moke会話2020年8月27日 (木) 14:37 (UTC)[返信]
  • 反対 とても悩みました。一見するとたくさん書いてあって良さそうに思えるのですが、やはり読んでいてアレと思う箇所がいくつかあり、現時点 (2020年8月26日 (水) 18:11 UTC最終編集版) ではいったん反対です。
  1. 伊佐坂安物と同意見ですが、私もある程度の網羅性をGA選考で重視しており、二大柱である財務会計と管理会計のうち、後者の現代記述が弱いのは極めて厳しいと感じました。一例を挙げると、旧ビッグ8のアーサー・アンダーセンからスピンオフしたアンダーセン・コンサルティング (現在のアクセンチュア) ですが、親元よりも事業規模が格段に大きくなりました (デロイトやPWCなども同じ傾向)。つまり何が言いたいかというと、コモディティ化がある程度可能な財務会計に対し、管理会計は企業個別性が高く、また収益管理に直結する事業戦略に近い後者のウェイトが社会的に増したわけです。WP:WEIGHTの観点で、管理会計の記述は増やすべきでしょう。別例を挙げると、昨今は企業買収も日常茶飯事で、その割に統合シナジー効果を出せず失敗に終わるパターンも多いです。それは財務会計上のシナジー効果 (特に遊休資産の統廃合) は出しやすくとも、管理会計上のシナジー効果 (人的リストラやクロスセルによる売上増など) は創出するのに時間がかかって難易度も高く、その分ビジネス需要もあるのだと思います。こういう大きな背景事情をつかんだ上で会計を俯瞰しないと、会計史は書きづらいトピックではないでしょうか。
  2. この記事の最大の難関は、実は「会計史」ではなく親ページの「会計」(現時点版 8KBのスタブ) だと私は思ってます。上述の管理会計の件もそうなのですが、デコボコしていたり記述の構成 (目次の切り出し方) に難があって、いろんな文献からのツギハギ感が否めません。歴史なのに頭から読んでいってストーリー展開が頭に入ってきづらいといいましょうか。それははなぜか。(社会の管理方法である社会科学、という意味で共通項があるのでお話すると) 私は法学の記事執筆が多いのですが、最初に制度論・理論をしっかり親ページで記述してから、過去に遡って改正の歴史経緯を書いていく、という2段階アプローチをとっています。こちらの方が法改正史のデコボコ・ツギハギ問題が生じづらいと感じています。「会計史#概要」なんかが分かりやすいと思うのですが、用語・概念説明は会計史ではなく、本来は親ページである会計に譲るべきと思われる箇所があり、たとえGA選考通過しても後で会計側が充実してくると、大幅な転記が発生するとともに、歴史を述べる順番がガラっと変わってしまうのではないかと思います。
伊佐坂安物さんが今後加筆されるとのことですが、私は先に「会計」に加筆してある程度固めることをお勧めしたいです。そしてこれをやるとなると、選考延長期間内に収まりきらず、いったん今回のGA選考は流しておいて、機が熟してから再度エントリーして頂くのが適していると感じました。--ProfessorPine会話2020年8月29日 (土) 02:15 (UTC)[返信]
  • コメント:先日に書いたイスラム会計について追加を始めました。ProfessorPineさん、コメントありがとうございます。
  1. 賛成の条件は、現代の管理会計について書いてあればよいということでしょうか? 管理会計については、査読期間中に間に合うか否かを問わず、伊佐坂安物さんの加筆を楽しみにしております。もともと書きかけが自動選考で上がった項目ですので、内容がよくなれば幸いです。
  2. 全体のデコボコ感は、会計について古代から現代まで記述した文献が少ない点も理由かと思います。公正価値の日本語項目もない現状ですので、難しいテーマかもしれませんが、まとめにくそうなものをまとめるのは楽しいです。ProfessorPineさんの会計に関する見識については、査読からそれそうですし冗長になるのでノーコメントとします。--Moke会話2020年8月29日 (土) 03:30 (UTC)[返信]
  • 質問会計史」を「財務会計史」と「管理会計史」に分割改名できませんか? その上で、今の会計史を財務会計史に限定してしまうのであれば、GA選考は条件付賛成です。条件を付けたのは、伊佐坂安物さんも既にご指摘の「WP:LEAD」問題です。会計の基礎用語解説的なパート。これは親ページの「会計史」側に転記してしまえば簡単に問題解消できると思います。
分割について、今回の問題を法学で例えてみます。「知的財産権」は「産業財産権」(特許、商標、意匠など) と「著作権」が二本柱です。ですが「知的財産権の歴史」という大項目は作らずに、「特許法の歴史」と「著作権の歴史」に分けています。初期はやや被るものの、発展史や法制度改正の歴史を語る際に2者はページを分けてもあまり支障はありません。
同じく会計史も、財務会計と管理会計でページを分けたとして、そこまでダブつきは生じないのではないかと思うのですが。私の理解では、財務会計と比べて管理会計が世の中に登場したのは、ずっと後の時代。では近代・現代で2者がダブつくかというと、例えばエンロン事件やワールドコム事件、それに続くSOX法やコーポレートガバナンスの話は、財務会計史側に寄せて書いておいて支障がない気がするのです。
また、例えば管理会計の基本書で必ず出てくるであろうABC分析 (Activity-Based Costing) について、その発祥や提唱者などの史実を書く際に、財務会計史とのページ間でダブつきが起こるとも思えません。
たぶん財務会計と管理会計でややダブつくとしたら、「会計史#会計ソフトウェア」の節くらいですかね。ERPの登場は会計史上、言及しておくべきと思います。SAP社やOracle社などERPベンダーは一大産業ですので。ただしこれは {{See also}} を使って、「ERP」のページ側に歴史節を設けて集約してしまうことで問題回避できると思います。
伊佐坂安物さんが指摘している目次構成の問題も私は同感なのですが、構成の洗練度はGAではなくFA選考の目安になっているので、大幅に目次をいじらずとも現状でGAなら通してもいいんじゃないかというのが私の感想です。まだGA選考期間は十分残っているので、ページ改名・分割と転記だけなら、期間内に対応できるんじゃないかと。どうでしょうか?--ProfessorPine会話2020年8月30日 (日) 03:36 (UTC)[返信]
  • コメント 本記事は様々なテーマを詰め込んである大作だと思います。ただ、本記事は会計制度の歴史に特化させ、分割もしくは他記事に記載したほうが良いと思うところが2点あります。1つ目は「公認会計士・監査制度の成立」節など監査やコーポレートガバナンスに関する記述で、会計と監査・内部統制は表裏一体ですが既に監査の歴史という別記事があるので、本記事では触れずにそちらにまとめて書いたほうが良いのではないでしょうか。2点目は「会計不正の歴史」です。現在の記述内容は中途半端感があるので、別記事として独立させてもいいかなと(特に日本の記述が数行のみというのは物足りない)。なお財務会計と管理会計については現時点では分割する必要はないと思います。あと現代日本のトピックについて言えば、現金主義・単式簿記(おこずかい帖)が長く続いてきた公会計の改革についても触れたほうが良いですね(そう考えると、日本会計史という別記事が欲しくなってくる)。--Iso10970会話2020年8月30日 (日) 05:55 (UTC)[返信]
  • 返信 質問やコメントをありがとうございます。記事の分割案に異議はありませんが、大幅な編集が必要という印象を持ちました。私は現在は他の項目に注力しているので、私が貢献できることはあまりないと思います。Iso10970さん、誤字の訂正に感謝です。大変助かります。--Moke会話2020年8月31日 (月) 04:13 (UTC)[返信]
  • 返信 Iso10970さんに返信です。良質な記事として必要だとIso10970さんさんが考える条件は、次の全てでしょうか? (1) 現代の管理会計について加筆。(2) 監査やコーポレートガバナンスに関する記述を「監査の歴史」に移動。(3) 「会計不正の歴史」を立項して、会計不正の歴史についての記述を移動。(4) 「日本会計史」の立項。全てではない場合は、いずれが必要かお返事くださると参考になります。私が誤解をしているかもしれないので、確認でした。--Moke会話2020年9月1日 (火) 01:19 (UTC)[返信]
  • 返信 Mokeさん。ご質問の答としては、とりあえず(2)と(3)です。(1)の管理会計はあまり踏み込むと会計学よりも経営学の世界に入ってしまうので、私は現在の記述でも良いのかなと思います。あと(4)はjawpとして将来あった方がいいという程度で本記事の改善上必要ということではありません。じゃ自分で作成しろよということになりますが、すみません私も手が回りません。--Iso10970会話2020年9月1日 (火) 02:03 (UTC)[返信]
  • 返信 Iso10970さん、ありがとうございます。(2)は、あまり時間がかからないかもしれません。 (3)は、英語版に参考になる記事があれば立項しやすいので探してみます。見つからなければ、私にできる範囲は超えそうです。 (4)は最も面白そうですし、「貨幣史」からの分割で「日本貨幣史」を立項・加筆した経験があるので、自分でできそうだとは思います。ただし最も時間がかかるので、今後の課題ということで。ひとまず返信でした。 --Moke会話2020年9月1日 (火) 04:31 (UTC)[返信]
  • 返信 (1) 管理会計の加筆ですが、私の方で少し調べたところ、やはり起源は19世紀イギリスのようです (参考論文)。今後加筆していくと、Iso10970さんおっしゃる通りで経営学に近い記述となり、財務会計と同一の歴史ページで言及するのはかなりの無理があります。既に問題は顕在化していて加筆に支障をきたしているので、記事ノート上で財務会計史と管理会計史の分割を後ほど提起したいと思います (諸事情により早くとも来週前半になる見込み)。現在の会計史の大部分は財務会計史に継承し、「会計史#管理会計・財務会計」の節のみ管理会計史にスピンオフさせるイメージです。この改名+一部転記の提案過程で、概要節の書き換えも私の方で合わせてできればと思っています。
(2) と (3) についてはお任せしますが、一部転記となるため「Wikipedia:ページの分割と統合#項目一部転記」に則って、告知手続を踏んだ方が良いでしょう。ただし、(2) と (3) を別ページにするかは慎重に検討した方が良さそうです。現在の「監査の歴史」は監査法人・会計事務所の役割変遷について書かれているわけではなく、会計不正の事件のみなので、(2) の名前を冠しながらも実質は (3) について説明しています。さらに、会計不正およびコーポレートガバナンス問題は、監査法人・会計事務所だけの問題ではなく、投資銀行を始めとしたセルサイド金融機関も批判の対象になりました。日本だと直接金融より間接金融が強いので、商業銀行 (メインバンク) の問題でもあります。なので「監査の歴史」というページ名だとこれら金融機関のことを言及しづらいという難点があります。--ProfessorPine会話2020年9月1日 (火) 05:35 (UTC)[返信]
近世以前の記述は「財務会計史」なんでしょうか? 近現代以降の「企業」会計を区分した2分野が財務会計・管理会計(櫻井通晴『管理会計 第六版』同文館出版、平成27年、、pp.10-11)ということなので、国家の会計や家計簿を扱ったこの記事の大部分を継承して、「財務会計史」でくくるのは違和感があります。会計史をそのまま存置して、「管理会計史」を独立させるというほうが自然かと思いますが、その場合、原価計算のように管理会計分野に含まれるものの、財務会計でも用いるものはどう扱うのかという問題がありそうです会計史側の記事でも原価計算などの管理会計分野の事柄についても簡単に触れて置く必要がありそうです。管理会計と経営学は関連する部分が多いとは言え、管理会計と財務会計との関連も大きいと思います。--伊佐坂安物会話/履歴) 2020年9月1日 (火) 11:45 (UTC)修正--伊佐坂安物会話/履歴2020年9月1日 (火) 11:55 (UTC)[返信]
  • 返信 伊佐坂安物さんとProfessorPineさんへ。コメントをありがとうございます。管理会計について気にされているのは、現時点で伊佐坂安物さんとProfessorPineさんなので、お二人で進めていただければ幸いです。--Moke会話2020年9月1日 (火) 21:26 (UTC)[返信]
  • コメント Iso10970さんへ。下書き(公開終了につき9月9日にリンク削除)を作ってみました。2020年9月1日 (火) 01:19に書いた(2)と(3)の折衷案となっており、「会計史」の監査にあたる内容を移し、「会計不正の歴史」の内容も含んでいます。「会計不正の歴史」は英語版で参考になる項目があまりなく、サイズも大きくないので、まとめてみました。ラフな部分もありますけれど、こういう内容でいかがでしょうか。--Moke会話2020年9月4日 (金) 02:40 (UTC)[返信]
  • 返信 Mokeさん、監査の歴史のドラフト読みました。わかりやすく整理されていて良いですね。こちらは個人的にはGAに推薦しても良いと思います。なお細かい点で2点ほど。(1)20世紀/内部監査節のIIAの日本語名称ですが「米国」は付けず単に「内部監査人協会」です[1]。(2)21世紀/コーポレートガバナンスと監査節、りそな銀が破綻と書かれていますが、厳密には破綻一歩手前で公的資金注入を受け踏みとどまっています(法的整理した足利銀と違います)。--Iso10970会話2020年9月4日 (金) 05:24 (UTC)[返信]
  • 返信 Iso10970さん、ありがとうございます。「会計史」から「監査の歴史」に監査関連の文章を移動し、ご指摘の部分を含めて編集しました。 --Moke会話2020年9月4日 (金) 13:24 (UTC)[返信]
  • コメント 2020年9月1日 (火) 04:31 (UTC)のコメントにもとづいて、「会計史」に含まれていた監査関連の文章を「監査の歴史」に移動し、それぞれ編集しました。 --Moke会話2020年9月4日 (金) 13:31 (UTC)[返信]
  •  追記 改名・分割の件、お返事とフォローアップが遅れていて申し訳ありません (細かい話なので後で記事ノート側に書きます)。とりあえず渡邉泉『会計学の誕生』(2017) のみ入手できたので少しだけチェックしたのですが、出典の書き方に難があります。2020年9月11日 (金) 04:44 UTC 時点版で、たとえば出典番号228番がP141–156 (16ページ丸っと) で指定されています。これは「20世紀アメリカで熟成される資金計算書」と題した小節全てのページです。キャッシュフロー計算書が欧米および日本でいつ頃から導入されたかを示す出典提示として、この16ページ広域指定は不適切です。出典番号227番 (注釈50に内包) も、P130–147です。キャッシュフロー計算書が考案された理由を示したたった2行のために用いられた出典は18ページ分ですが、これは小節タイトル「利益の行先を求めたダウライス製鉄会社の比較貸借対照表」です。他にも出典を見ると、レンジが広すぎる出典提示が多く、賛成票を投じるには厳しいです。
過去に私はこのような広域の出典提示をされた記事を改稿したことがあるのですが、文章の説明順を切り貼りしてリストラクチャリングする時に、非常に困った記憶があります。このような編集を行う際、出典が意図する文意から外れないように文献を再確認する必要があるため、改稿作業に大きな支障をきたします。ということで、反対票を今のところ維持したままにします。--ProfessorPine会話2020年9月12日 (土) 09:11 (UTC)[返信]
  • 返信 ProfessorPineさん、コメントありがとうございます。
(1) 出典範囲が長いなどの理由で改稿よりも上書きの方が簡単でしたら、お任せします。記事は個人のものではないので、私は問題ありません。
(2) 出典範囲が長いという点が、良質な記事の目安として問題があるということでしょうか?
(3) 管理会計について、その後いかがでしょう? 伊佐坂安物さんとProfessorPineさんは、お互いに確認したいことがあるようなので、詳細は「会計史」のノートやお二人の会話ページでやりとりしていただいても私は問題ありません。記事の充実につながると思うので、選考期間とは関係なく楽しみにしております。--Moke会話2020年9月12日 (土) 10:29 (UTC)[返信]
  • コメント やりとりが長くなったので、メモをかねて現状をまとめておきます。
*賛成3票。反対2票1票。
*監査についての内容を「監査の歴史」に移動し、あわせて「監査の歴史」を加筆。Iso10970さんのコメントをもとに解決。会計史・監査の歴史ともに内容の改善につながったと考えています。Iso10970さんありがとうございます。
*反対票の理由として、管理会計についての加筆が必要とのこと。記事分割の可能性あり。伊佐坂安物さんが加筆に着手とのことで、ありがとうございます。--Moke会話2020年9月13日 (日) 09:51 (UTC)[返信]

選考期間終了時点で賛成3票、反対1票のため、通過となります。--Tam0031会話2020年9月22日 (火) 14:14 (UTC)[返信]