Wikipedia:井戸端/subj/教育イベントで一度に大量のアカウントを作成する場合について

教育イベントで一度に大量のアカウントを作成する場合について[編集]

先日のWikipedia:オフラインミーティング/科学史学会2016で話題になり、「Wikipedia:教育プログラムでウィキペディアを執筆する」や利用者:Next49さんのまとめ「授業でWikipedia編集を行わせるときに気を付けるべきこと」にも記載されているのですが、大学の授業やウィキペディアタウン、エディタソンなどのウィキペディア利用に関する教育的なイベントでは多数の初心者が一度に利用者アカウントを作成するため、MediaWikiの仕様でアカウントが作れなくなるという事態がしばしば発生しております。このような場合、事前にどこかに連絡することで一時的に多数のアカウント作成を可能にしていただくというようなことは可能なのでしょうか。ウィキペディアをはじめて触るというような方に編集を教える際にはその場でアカウントを作っていただくことからはじめるのが普通ですので、一時的にこの制限を解除していただくことで非常に指導がやりやすくなるかと思います。私が毎学期実施している英日翻訳ウィキペディアン養成セミナーではいつもこれに頭を悩ませております。 さえぼー会話2016年6月5日 (日) 01:56 (UTC)[返信]

MedeaWikiの仕様で1つのIPアドレスから一日(24時間)に作成出来るアカウント数の制限があり、この設定はローカルで変更する事は不可能です(仕様上はphabricator:でsettingファイルの$wgAccountCreationThrottleの値を変更依頼する事で変更は可能ですが)。関西圏でWikipedia townなどを行う場合事前にアカウント作成をお願いしていたりします。回避方法は全く無いわけでは有りませんから、アカウント作成荒らしなどに使用されると面倒なので必要であればウィキメールなどでお知らせ可能です。--Vigorous actionTalk/History) 2016年6月5日 (日) 02:49 (UTC)一部追記--Vigorous actionTalk/History2016年6月5日 (日) 09:03 (UTC)[返信]
ありがとうございます。このようなことも伺っているのですが、できるだけ自宅でアカウントを作ってきてもらうか、携帯電話でアカウントを作ってもらうのがまあ解決法としては一番簡単ということになるのでしょうか…さえぼー会話2016年6月6日 (月) 12:39 (UTC)[返信]
学生さんから事前にアカウント名の希望を取っておいてさえぼーさんがアカウントを作成しておけば良いのではないでしょうか。初期パスワードを全て同一なものにしてセミナーの最初にそのアカウントにさえぼーさん指定のパスでログインしてもらい、パスワードの変更手続きや必要であればメールの設定などをすればよいと思います。ログインした状態で特別:アカウント作成を使用すればアカウント作成の理由も書くことが出来ます。一斉にアカウント作成してアカウント作成荒らしと勘違いされるリスクも無くなりますし、アカウントの全ての記録ではさえぼーさんが作成したことが誰でも確認可能なためさえぼーさんの学生さんなのだなと他の利用者も判別することが出来ます。--Mirinano会話2016年6月6日 (月) 13:08 (UTC)[返信]
その方法ですと一時的とはいえ禁じられているアカウントの共有に当てはまるのでは?--Karasunoko会話2016年6月6日 (月) 13:13 (UTC)[返信]
あてはまると思うので、この手法は無理だろうと思います。 さえぼー会話2016年6月6日 (月) 13:15 (UTC)[返信]
いえ、当てはまりません。先に作成についての連絡を管理者またはチェックユーザー係に伝えておく必要はあると考えられますが、ある方法を取れば共有アカウントにはなりません。--アルトクール会話2016年6月6日 (月) 13:17 (UTC)[返信]
WP:SOCK#NOTIFYでは副アカウント(この場合は学生のためのアカウント)を持っていて疑いをかけられたくない場合はCUに連絡しておくと良いと書かれています。このような場合もCUの方に連絡をしておくことと、ユーザーページにさえぼーさんの学生であることか、さえぼーさん自身がご自身のメインアカウント以外使用されないとどこかではっきりとさせておけば良いと思ってます。--Mirinano会話2016年6月6日 (月) 13:40 (UTC)[返信]
移動体通信の場合アカウント作成のブロックがなされていることがあり、作成出来ない恐れがあることから当日に作成する事はおすすめできません。さらにさえぼーさんがアカウント作成を代行する事も、そのアカウントを使用する人がさえぼーさんの学生さんであることが容易に推測できますのであまりおすすめしたくないです。wikikansaiの私のサブページに対象方法が書いてあるので、共通の知り合いでそのページを見れる青木さん・日下さんあたりに内容を聞いてみるのも一つかもしれません--Vigorous actionTalk/History2016年6月6日 (月) 13:57 (UTC)[返信]
こちらのさえぼーさんのサブページにてどなたがさえぼーさんの受け持つ学生さんなのかはわかりますし、会話ページでさえぼーさんが細かく師事されていることからもこのセミナーを知っている方はさえぼーさんの学生であると容易に想像出来ます。セミナー後は個人的にアカウントを作成していただいてクリーンスタートしていただければ良いのではないでしょうか。むしろ講義中くらいさえぼーさんの学生だとわかりきっていた方が良いと思うのですが。--Mirinano会話2016年6月6日 (月) 14:11 (UTC)[返信]
基本的には公開する・しないを含めて判断するのは、accountの使用者だと思うんですよね。私の場合イベントなどでお会いした人とか居るのでaccountとお顔が一致している人も実名・職業などを知っている人も居ますがそれを公開する事は一部例外をのぞき有りません。なお一部例外はご本人の承諾を得たときと、法的拘束力をもつ裁判所からの命令などの場合でしょうかね。なお、クリーンスタートの場合以前のaccountで編集した項目を編集する事は、おすすめできません。そうすると興味のある項目の編集ができなくなる事も予想できますから、クリーンスタートありきで考えるのはどうかと思いますよ。--Vigorous actionTalk/History2016年6月6日 (月) 14:53 (UTC)[返信]
コメント (競合しましたがそのまま)クリーンスタートは以前のアカウントと同じ振る舞いをしない事が大前提でしたね。申し訳ないです。となるとCUの方や管理者の方に申告の上非ログイン状態でアカウントを作るのが得策でしょうか(私は回避策なるものを知らないのでこの程度しか思いつきません)。--Mirinano会話2016年6月6日 (月) 15:11 (UTC)[返信]
補足なのですが、私の場合はクラスページが決まっているのでまだ問題が起こっても解決しやすいということはあると思うのですが、ウィキペディアタウンやエディタソン、他の先生が新規授業を立ち上げたなどで同じ方法を使っていいかということも少し考えた方がいいのではと思います。先日のWikipedia:オフラインミーティング/科学史学会2016で出た話題では、似たような問題は他のイベントでも見受けられるということでしたので。 さえぼー会話2016年6月6日 (月) 15:08 (UTC)[返信]
Twitterでも申し上げましたが、もう一度。細かい部分は省略していますので、そこはご了承ください。
「私の指示に従ってみなさんもアカウントを作成してみましょう」と言った感じのやり方だと、6人までしかアカウントが作れません。この制限を緩和することは困難です。規制を回避できる人が「私がみなさんのアカウントを作成します」と言う方法であれば、人数が多いとき非常に手間が掛かるのですが規制は回避できます。
代理作成という記録はずっと残るため、授業・イベントとの関係をどうしても知られたくない人には事前にアカウントを作成してもらって、別に気にしない人は代理作成に委ねるのがスマートなのかな、と思います。
多重アカウントと誤認される心配に関しては、利用者ページで事情を説明するだけでも十分なので、四六時中気にしながら行動する必要はないです。もちろん誤認ブロックを避けることは重要ですが、誤認ブロックを避けたいがため過度に慎重な行動を取る意味はありません。--Marine-Bluetalkcontribsmail 2016年6月7日 (火) 17:42 (UTC)[返信]
エディタソン実施予定地の IP アドレスが固定であり、かつ単一または指定そこまで広くない範囲内の帯域、かつ事前にわかっているのであれば、WMF (の m:User:Jalexander-WMF さんあたり?)に話を通しておけば、 phab:T135777 のように throttle.php を使って指定範囲内の閾値を一時的にあげることは可能です。--rxy会話2016年6月8日 (水) 10:01 (UTC)[返信]
m:Mass account creation/jam:Grants:Learning patterns/Six-account limit に色々情報が蓄積されていたのでまずご紹介します。少し考えてみましたが、代理作成の場合のプライバシー上の懸念を説明の上、受講者に事前作成を奨励、できなかった場合に主催者(制限を回避する権限あり)が代理作成して救済、というやりかたであれば色々なケースに対応できるのではと思います。もちろんイベントがどれくらいの規模かや講師(主催者)と受講者がどれくらい事前準備できるかにもよります。数が多すぎるなどの理由で代理作成がしにくいイベントの場合は、rxy さんご紹介のやりかたで会場IPのみの一時的な制限解除を依頼してみる()のがいいかもしれません。代理作成時に作成数制限がかからないよう、(「速度制限を受けない (noratelimit)」)管理者アカウント作成者に協力してもらうか主催者自身が権限をもっておくとよさそうです。すでに何度か指摘されていますが、代理作成されたアカウントのログは公開され、それを見ると受講者だったことが容易に推定できてしまうので、アカウントを受け取る人にはその点を了解いただく必要があると思います。 --whym会話2016年6月8日 (水) 12:38 (UTC)[返信]
ほかに気づいたことをいくつか書いておきます。ウィキペディア日本語版にはアカウント作成者権限については管理者立候補のような手続きや前例がみあたりませんが権限自体は存在します。スチュワードに依頼して付与してもらう(例1例2)ことになるようです。井戸端等で立候補をして賛意が集まったという証拠(リンク)を依頼に添えればいいはずです。代理作成は主催者がログインした状態で特別:アカウント作成に行けばできます。 --whym会話2016年6月8日 (水) 12:38 (UTC)[返信]
  • コメント
    • 一度にたくさん本人が同じ接続環境でアカウントを作成する、というのは、技術的に制限がかけられてる。別の方法で回避しようと思えばできなくもない、という話が進んでいたのだと思います。
    • ただそれが文面上はクリーンスタートとか共有アカウントとかと抵触するってことなら、そこは目をつぶればいいというか、例外として規定しちゃえばよいと思うんです。「アカウントの共有」の禁止ってそんなに強い制約だったっけ。あの文書自体はかなり古くから変わってないので、そこは確認して、使い方によってはアリってことにすることを検討してもいいかも(企業や事務所などは、広報部署で共有するほうがいいのかもってところで思ったことがある)。
    • 一方で、授業の中で先生はアカウントを把握しなければならないのだけど、その結果、そのアカウントは個人情報の一部を公開し、先生にその情報を握られ続けるってところは問題になりうると思うんですよね。そこをどう解決するか、てことになるんじゃなかろうかと思います(以前、井戸端で山田先生とそんな話になったことがあったような)。
    • それならUser:saebo1からsaebo50までは年度ごとに入れ替わる共有アカウントで、期間内の編集について形式的に責任は指導教官が持つってことにしちゃったほうが、いいんじゃないかと思わなくもない。授業の後でも参加してくれるんなら改めてアカウント作成してくれれば、紐づかない。これだと、授業での使用がウィキペディア編集者側で把握しやすくなるというのもメリットになりそうです。「同じ接続環境からアクセスしてる不審なアカウント群」への対応はけっこう神経を使うし労力もかかるので。
    • ウィキペディアタウンやエディタソンだと、アカウントと地域とは紐づくけど、他は結びつかないですし、基本的には自発的な参加、イベント当日にどれだけ自分のことを話すかも自分で決められるので、授業での使用ほど深刻ではないと思われます。--Ks aka 98会話2016年6月8日 (水) 16:12 (UTC)[返信]

皆様どうもありがとうございます。とりあえず、

(1)できるだけ事前にアカウントを作ってもらう。

(2)無理そうな場合、WMFに連絡しておく。

(3)主催者がアカウント作成者や管理者等の資格を取得する。

(4)それもできない場合は主催者が裏技でアカウントを作る。

というのが解決策として有効そうなものでしょうか。まずは(1)をしてもらうのが一番簡単ですし、いろいろな規則に抵触することもなさそうだと思います。(2)以降は救済策ですね。

授業で使う場合、学生には今までのアカウントを引き続き使って編集をしてもよいが、紐つけをされたくない場合はクリーンスタートせよ、その場合前のアカウントとダブって使用するようなことは避けるように、と一応授業の最後に連絡しています。

アカウントの準備についてはKs aka 98さんの提案もありうるとは思うのですが、一応、学生の自主性を尊重したいので、私のクラスではアカウント名などは学生に自由に選ばせるようにしたいと思っています。ただ、他の先生のクラスではそういう選択も十分あり得るかとは思います。さえぼー会話2016年6月10日 (金) 07:03 (UTC)[返信]

管理者やアカウント作成者は資格ではなく権限ですね。特定の機能の使用許可です。あんまり深い捉え方をなさらないようにお願いします。アカウント作成者は大量のアカウント作成が必要なユーザーに対し、無制限でのアカウント作成を許可するために与えられるものです。正当な理由があれば権限の付与は認められ、管理者と違って権限付与の賛否を投票で問うわけでもありません。--Marine-Bluetalkcontribsmail 2016年6月10日 (金) 17:12 (UTC)[返信]
コメント en:Wikipedia:Account creator(アカウント作成者)は日本語版では今のところアクティブな権限ではなかったかと思います(ビューロが付与できるようになってるんでしょうか?)。権限付与に当たっては、どちらかと言うとボット編集フィルター編集者IPブロック適用除外者といった利用者グループのほうが性質が近いです。--アルトクール会話2016年6月10日 (金) 17:22 (UTC)[返信]
コメント ビューロクラットが付与できる設定にはなっていませんが、利用者グループとして設定されている(特別ページ参照)ため、イベントなどの関係で取り急ぎの付与が必要な場合、スチュワードに事情を説明してフラグを付与してもらうことは可能だと思います。--Marine-Bluetalkcontribsmail 2016年6月10日 (金) 18:49 (UTC)[返信]