Mark 46 (核爆弾)

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Mark 46 / W46
改良型Mark 46の実験(1958年6月28日「オーク」実験、8.9Mt)
改良型Mark 46の実験(1958年6月28日「オーク」実験、8.9Mt)
タイプ 核爆弾(Mark 46) / 核弾頭(W46)
開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍(計画)
アメリカ陸軍(計画)
開発・生産
開発期間 -1958年10月(Mark 46開発中止)
-1958年4月(W46開発中止)
生産数 なし(試作実験のみ)
要目
核出力 8.9Mt(実験時出力)
弾頭 熱核弾頭
直径 37インチ(Mark 46)
35-40インチ(W46)
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Mark46およびW46アメリカ合衆国が開発していた核爆弾および核弾頭ロスアラモス国立研究所が開発していた。実験兵器TX-46として試験されていたが、1958年に開発中止となり、その設計はB53/W53に改良されることとなった。

熱核弾頭であり、Mark 46の直径は37インチ、W46は35-40インチで設計されていた。1958年にハードタックI作戦(Operation Hardtack I)として核実験が行なわれたが、2度は不完全核爆発を起こした。3度目は成功し、8.9Mtの核出力を記録している。

核弾頭としては、PGM-11 レッドストーン弾道ミサイルSM-62 スナーク巡航ミサイルのほか、B-58爆撃機の搭載兵器とする構想もあった。