SR22 (航空機)

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Cirrus SR22
SR22TNのコクピット

シーラス SR22(Cirrus SR22)はアメリカ、ミネソタ州のシーラス・エアクラフト(Cirrus Aircraft)が開発した単発低翼固定脚の軽飛行機シリーズ『SRシリーズ』の一つである。

概要[編集]

SR22はSR20のエンジンを強化し主翼を大型化したモデルで、個人向けの他、民間のフライトスクールにも導入されている。現在はエンジンを強化した新モデル『22T』も併売されている。

操縦桿は『SRシリーズ』共通となるサイドヨーク式である。

ガーミンG1000ベースのグラスコックピット『Cirrus Perspective』やオートパイロット、後述するパラシュートシステムなど『SRシリーズ』の標準装備以外にも、計器飛行や着陸訓練用のオプションが用意されている。

エミレーツ航空のパイロット養成課程の訓練機として採用され、航空大学校の次期訓練機に選定された。

パラシュートシステム[編集]

パラシュートが開く様子

『SRシリーズ』共通の安全装備として緊急用パラシュートを展開するシステム(Cirrus Airframe Parachute System, CAPS)を搭載しており、エンジンが停止し再始動も出来ない事態に陥った際には機体後方からパラシュートを射出し、機体の落下速度を緩やかにして軟着陸させることが可能である。シーラス社によれば、このシステムによって今までに100名以上の人命が救われたという[1]

スペック[編集]

シーラス公式サイト[2]より

  • 乗員1名/乗客3名
  • 全長 - 7.92m(26ft)
  • 全幅 - 11.68m(38ft4in)
  • 全高 - 2.72m(8ft11in)
  • 最大離陸重量 - 1,542kg
  • エンジン - コンチネンタル IO-550-N 水平対向6気筒 1基
  • 出力 - 310hp
  • 最大速度 - 339km/h(183kt)
  • 航続距離 - 2,166km(1,170nm)
  • 最高上昇高度 - 5,334m(17500ft)
  • 離陸距離 - 295m
  • 着陸距離 - 359m

脚注[編集]

  1. ^ ハワイ洋上で燃料切れ!パラシュートで安全に着水したSR-22 【動画】 - Flyteamニュース
  2. ^ Cirrus Aircraft SR22

関連項目[編集]

外部リンク[編集]