Poppler

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Poppler
開発元 freedesktop.org
初版 2005年2月27日 (2005-02-27)[1]
最新版 0.51.0 / 2017年1月15日(5か月前) (2017-01-15
リポジトリ http://cgit.freedesktop.org/poppler/poppler, git://git.freedesktop.org/git/poppler/poppler
プログラミング言語 C++
対応OS LinuxUnixBSDWindows
サポート状況 開発中
種別 ライブラリ
ライセンス GPL Version 2
公式サイト poppler.freedesktop.org
テンプレートを表示

Popplerとは、PDF ドキュメントの閲覧に用いられるフリーのプログラミングライブラリである。freedesktop.org によって管理されている。Poppler は Xpdf をベースとし、レンダリングエンジンの扱い方を変えファイルの表示を効率化し、また(Xpdf は独立したソフトウェアであるが) OS の機能性を統合しそれを利用するという、Xpdf の目的それ以上のものを達成するために作成された。

Poppler はいくつかの PDF ビューアに用いられており、Xpdf に対するバックエンドとして用いることも出来る。また、KOffice のような他のアプリケーションにも用いられている。

Poppler という名前は、テレビアニメーションシリーズである“フューチュラマ”のシーズン2、第15話に付けられたタイトル“The Problem with Popplers”に由来する。

Poppler を用いた PDF リーダー[編集]

いくつかのフリーソフトウェアは、PDF ドキュメントの描写に Poppler を利用する。[2]

名前 フロントエンド URL
Evince GTK+ http://www.gnome.org/projects/evince/
Okular Qt4 http://okular.kde.org/
KDE 3 PDF kfile plugin Qt http://websvn.kde.org/branches/KDE/3.5/kdegraphics/kfile-plugins/pdf/
PopplerKit GNUstep/Cocoa http://svn.gna.org/viewcvs/gsimageapps/trunk/Frameworks/PopplerKit/
Vindaloo PopplerKit http://svn.gna.org/viewcvs/gsimageapps/trunk/Applications/Vindaloo/
ePDFView GTK+ http://trac.emma-soft.com/epdfview/
TeXworks Qt4 http://code.google.com/p/texworks/
LocoPDF none http://github.com/quickhand/locopdf/
DiffPDF Qt4 http://www.qtrac.eu/diffpdf.html

Xpdf を拡張した機能[編集]

  • Cairoを描画バックエンドに用いているため、アンチエイリアス処理がなされたベクターイメージと透過オブジェクトを使用することが出来る。CairoはX Window Systemを必要としないので、PopplerはMicrosoft WindowsMac OSのような、X.Org Serverがプレインストールされていないプラットフォーム上でも動かすことが出来る。
  • 注釈のサポート(予定)。PDFドキュメントに保存された注釈を扱うことが出来る。live.gnome.orgを参考のこと。
  • フォームの編集機能(プレビューリリースにて)。PDFのフォームに記入された情報をファイルに保存可能。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Kristian Høgsberg (2005年3月1日). “README”. freedesktop.org. 2010年3月22日閲覧。
  2. ^ Software/poppler”. freedesktop.org (2009年7月7日). 2010年3月22日閲覧。

外部リンク[編集]