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K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
K-1 WORLD MAX 2008
World Championship Tournament FINAL
イベント詳細
シリーズ K-1 WORLD MAX
主催 FEG
開催年月日 2008年10月1日
開催地 日本の旗 日本
東京都千代田区
会場 日本武道館
試合数 全13試合
入場者数 15,231人[1]

K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINALは、K-1 WORLD MAXの大会の一つ。2008年10月1日日本武道館で開催された。

大会概要

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トーナメント決勝が行われ、魔裟斗アルトゥール・キシェンコに判定勝ちし、5年ぶりの優勝を果たした。

今回からロングスパッツ着用が禁止された他、オープンスコアリングシステムが試験導入された。

大会終了後の記者会見で魔裟斗が勝利した準決勝第3Rの採点に関して、「K-1ルールブックによると、必ず優勢の選手に10ポイントをつけるということが記されているが、魔裟斗vs佐藤嘉洋戦のジャッジで9-8がついている。これはどういう判断か?」という質問が出された。それに対して競技統括プロデューサーの角田信朗は「その表記に関しては、指摘があって変更するというのも恐縮ですが、必ず優勢の選手10にするということは、すぐに訂正したいと思います」と、事実上その場でのルール変更を行っている。またこの変更について角田は「優勢の選手が常に10というのは、相手にどれだけダメージを与えたのかがわかりづらい」と付け加えた[2]

オープニングファイトで行われたK-1甲子園では、HIROYA日下部竜也嶋田翔太卜部功也がベスト4に進出し、決勝トーナメントが行われる大晦日興行出場を決めた。

試合結果

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オープニングファイト

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オープニングファイト第1試合(K-1ルール・3分3R延長1R)
オランダの旗 ニキー"ザ・ナチュラル"ホルツケン vs. 南アフリカ共和国の旗 ヴァージル・カラコダ ×
1R 1:42 KO(3ノックダウン)
オープニングファイト第2試合 K-1甲子園FINAL8(K-1甲子園ルール・3分3R)
日本の旗 卜部功也 vs. 日本の旗 坪井悠介 ×
3R 0:54 TKO(タオル投入)
※卜部がK-1甲子園準決勝進出
オープニングファイト第3試合 K-1甲子園FINAL8(K-1甲子園ルール・3分3R)
日本の旗 嶋田翔太 vs. 日本の旗 村越凌 ×
3R終了 判定3-0(30-26、30-26、30-26)
※嶋田がK-1甲子園準決勝進出
オープニングファイト第4試合 K-1甲子園FINAL8(K-1甲子園ルール・3分3R)
日本の旗 日下部竜也 vs. 日本の旗 佐々木大蔵 ×
1R 2:43 KO(左ハイキック)
※日下部がK-1甲子園準決勝進出
オープニングファイト第5試合 K-1甲子園FINAL8(K-1甲子園ルール・3分3R)
日本の旗 HIROYA vs. 日本の旗 平塚大士 ×
1R 0:24 KO(2ノックダウン:左フック)
※HIROYAがK-1甲子園準決勝進出

メインカード

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第1試合 スーパーファイト(K-1ルール・3分3R)
オランダの旗 ユーリ・メス vs. 日本の旗 小比類巻太信 ×
3R 2:59 KO(左フック)
第2試合 K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament 第1リザーブファイト(K-1ルール・3分3R延長1R)
オランダの旗 アルバート・クラウス vs. 日本の旗 城戸康裕 ×
2R 0:48 TKO(ドクターストップ:眉間カット)
※クラウスがリザーブ権獲得
第3試合 K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament 準決勝(K-1ルール・3分3R延長1R)
日本の旗 魔裟斗 vs. 日本の旗 佐藤嘉洋 ×
延長R終了 判定3-0(10-9、10-9、10-9)
※3R終了時 判定0-1(28-29、28-28、28-28)
※魔裟斗がトーナメント決勝進出
第4試合 K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament 準決勝(K-1ルール・3分3R延長1R)
ウクライナの旗 アルトゥール・キシェンコ vs. オランダの旗 アンディ・サワー ×
延長R終了 判定3-0(10-9、10-9、10-9)
※3R終了時 判定0-0(30-30、30-30、30-30)
※キシェンコがトーナメント決勝進出
第5試合 K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament 第2リザーブファイト(K-1ルール・3分3R延長1R)
タイ王国の旗 ブアカーオ・ポー.プラムック vs. カナダの旗 ブラックマンバ ×
1R 2:18 KO(右フック)
※ブアカーオがリザーブ権獲得
第6試合 K-1ライト級(K-1ルール・3分3R延長1R)
日本の旗 大月晴明 vs. 日本の旗 梶原龍児 ×
3R終了 判定3-0(30-28、29-28、30-29)
第7試合 セミファイナル ISKAオリエンタル世界ライト級王座決定戦(K-1ルール・3分3R延長2R)
日本の旗 上松大輔 vs. 日本の旗 大宮司進 ×
1R 0:29 KO(左膝蹴り)
※上松がISKA王座獲得
第8試合 メインイベント K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament 決勝(K-1ルール・3分3R延長2R)
日本の旗 魔裟斗 vs. ウクライナの旗 アルトゥール・キシェンコ ×
延長R終了 判定3-0(10-9、10-9、10-9)
※3R終了時 判定1-0(28-27、28-28、28-28)
※魔裟斗がトーナメント優勝

トーナメント表

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準決勝 決勝
     
 日本の旗 魔裟斗 判定
 日本の旗 佐藤嘉洋      日本の旗 魔裟斗 判定
   ウクライナの旗 アルトゥール・キシェンコ  
 オランダの旗 アンディ・サワー    
 ウクライナの旗 アルトゥール・キシェンコ 判定    

脚注

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関連項目

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外部リンク

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