D・イマーン
D・イマーン D. Imman | |
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基本情報 | |
出生名 | Immanuel Vasanth Dinakaran[1] |
生誕 | 1983年1月24日(41歳) |
出身地 | インド タミル・ナードゥ州チェンナイ |
職業 | 作曲家、音楽監督、プレイバックシンガー |
活動期間 | 2002年 - |
D・イマーン(D. Imman、1983年1月24日[2] - )は、インドのタミル語映画で活動する作曲家、プレイバックシンガー。2002年に『Thamizhan』で音楽監督デビューし、これまでに100本以上の映画の作曲を手掛けている。国家映画賞、フィルムフェア賞 南インド映画部門、南インド国際映画賞、タミル・ナードゥ州映画賞、ヴィジャイ・アワード、エジソン賞、アーナンダ・ヴィカタン映画賞、ジー・シネ・アワード・タミルを受賞しており、トロント大学のタミル語講座アンバサダーも務めている[3][4][5]。
キャリア
[編集]15歳の時から映画音楽の仕事に従事し、マヘーシュ・マハデーヴァンやアーディティヤンに師事してキーボードの演奏技術を学んだ[6]。同じころにテレビプロデューサーのクッティ・パドミニの目に留まり、『Krishnadasi』のテーマソングと背景音楽を任された[6]。これをきっかけに『Kolangal』『Police Diary』『Mandhira Vaasal』の音楽を手掛けるようになり、さらにカールティク、ミーナ主演の『Kaadhale Swasam』の映画音楽を担当する機会を得た[7]。その後、同作のアルバムに感銘を受けたG・ヴェンカテーシュワランに誘われて『Thamizhan』の音楽監督に起用された[6]。
2003年には『Whistle』の作曲を手掛け、挿入歌の「Azhagiya Asura」は観客から人気を集めた[8]。2004年にはスンダル・Cの『Giri』に参加し、挿入歌の「Dai Kaiyaa Vechukittu」が人気を集めた。プラブ・ソロモンの『Mynaa』でも映画音楽が高い評価を受け、映画の興行的な成功により、イマンにはより大きな企画のオファーがくるようになった[6]。2012年と2014年には再びプラブ・ソロモンの『Kumki』『Kayal』に参加して高い評価を得ており、同時期にはスセーンティランの『Pandiya Naadu』『Jeeva』でも高い評価を得ている。2014年にはヴィジャイ主演の『ジッラ 修羅のシマ』の作曲を手掛けている。2019年にはアジット・クマール、ナヤンターラ主演の『永遠の絆』の作曲を手掛けた。このほか、シヴァカールティケーヤン主演の『Manam Kothi Paravai』『Varuthapadatha Valibar Sangam』『ラジニムルガン』『Seemaraja』『Namma Veettu Pillai』にも参加しており[8]、2021年にはラジニカーント主演の『Annaatthe』の作曲を手掛けた[9]。
ディスコグラフィー
[編集]受賞歴
[編集]年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
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栄誉賞 | ||||
2021年 | カライマーマニ賞 | — | 受賞 | [10] |
国家映画賞 | ||||
2021年 | 歌曲部門音楽監督賞 | 『永遠の絆』 | 受賞 | [11] |
フィルムフェア賞 南インド映画部門 | ||||
2013年 | タミル語映画部門音楽監督賞 | 『Kumki』 | 受賞 | [12] |
2014年 | 『Varuthapadatha Valibar Sangam』 | ノミネート | ||
2018年 | タミル語映画部門音楽アルバム賞 | 『Bogan』 | ||
2022年 | 『Annaatthe』 | |||
南インド国際映画賞 | ||||
2013年 | タミル語映画部門音楽監督賞 | 『Kumki』 | ノミネート | |
2014年 | 『Varuthapadatha Valibar Sangam』 | |||
2015年 | 『Rummy』 | |||
2017年 | タミル語映画部門男性プレイバックシンガー賞 |
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2018年 | タミル語映画部門音楽監督賞 | 『Bogan』 | ||
2023年 | 『永遠の絆』 | 受賞 | [13] | |
タミル・ナードゥ州映画賞 | ||||
2012年 | 音楽監督賞 | 『Kumki』 | 受賞 | [14] |
ヴィジャイ・アワード | ||||
2010年 | 音楽監督賞 | 『Mynaa』 | ノミネート | |
2012年 | 『Kumki』 | 受賞 | [15] | |
フェイバリット歌曲賞 |
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ノミネート | ||
2013年 |
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受賞 | [16] | |
2014年 | 音楽監督賞 | 『ジッラ 修羅のシマ』 | ノミネート | [17] |
フェイバリット歌曲賞 |
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エジソン賞 | ||||
2012年 | 音楽監督賞 | 『Kumki』 | 受賞 | |
アーナンダ・ヴィカタン映画賞 | ||||
2012年 | 音楽監督賞 | 『Kumki』 | 受賞 | |
ジー・シネ・アワード・タミル | ||||
2019年 | フェイバリット音楽監督賞 | 『永遠の絆』 | 受賞 |
出典
[編集]- ^ “'Maybe I Needn't have Shortened my Name'”. The New Indian Express. (25 December 2014) 25 October 2015閲覧。
- ^ “Profile of Music Director D Imman”. Chennai Online (15 October 2003). 11 December 2007時点のオリジナルよりアーカイブ。21 May 2010閲覧。
- ^ “I prefer melody to pacy songs: Imman”. The New Indian Express. (20 April 2009) 21 May 2010閲覧。
- ^ “- Imman, the Tamil music director to watch”. andhracafe.com (28 November 2006). 7 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。21 May 2010閲覧。
- ^ Naig, Udhav (3 October 2013). “Winning streak”. The Hindu 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b c d Vandhana (17 February 2015). “Factory Made: The D Imman Interview”. Silverscreen India 25 October 2015閲覧。
- ^ “Dinakaran”. 18 November 2004時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。
- ^ a b Menon, Vishal (20 December 2014). “Imman on a mission”. The Hindu 25 October 2015閲覧。
- ^ “Thalaivar 168: Music composer D Imman roped in for Rajinikanth-Siva's film?” (英語). Cinema Express. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “T.N. govt. announces Kalaimamani awards for 2019, 2020” (英語). The Hindu. (2021年2月20日). ISSN 0971-751X 2022年1月16日閲覧。
- ^ The Hindu Net Desk (2021年3月22日). “67th National Film Awards: Complete list of winners” (英語). The Hindu. ISSN 0971-751X 2021年3月22日閲覧。
- ^ “List of Winners at the 60th Idea Filmfare Awards (South)”. 2023年10月1日閲覧。
- ^ Desk, India com Entertainment (2021年9月20日). “SIIMA 2021 Full Winners' List: Mahesh Babu — Rashmika Mandanna Win Best Actor And Actress Award” (英語). India News, Breaking News | India.com. 2021年10月14日閲覧。
- ^ “TN Govt. announces Tamil Film Awards for six years”. The Hindu (Chennai, India). (14 July 2017) 14 July 2017閲覧。
- ^ “Dhanush, Samantha win top honours at Vijay Awards - Times of India”. articles.timesofindia.indiatimes.com. 16 June 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。3 February 2022閲覧。
- ^ “8th Annual Vijay Awards a grand success - Times of India”. The Times of India. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “9th Vijay Awards 2015 Wiki Results,Winners List 25th April”. 2 May 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。3 May 2015閲覧。