カーネリアン
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カーネリアン(carnelian)は、鉱物の一種で、玉髄(カルセドニー)の中で赤色や橙色をしており、網目模様がないもの。紅玉髄(べにぎょくずい)ともいう。網目模様があるものを瑪瑙と呼ぶ。carnelian の名は、ラテン語で「肉」を意味する carnis に由来すると言われている。
産出地[編集]
性質・特徴[編集]
化学式は SiO2(二酸化ケイ素)。モース硬度で 6.5 - 7。比重は 2.61。
用途・加工法[編集]
他の玉髄などと同様、工芸品や彫刻の材料、印鑑や印章、アクセサリー等に使用されている。
トピックス[編集]
インダス文明(ドーラビーラ)は、この鉱物を材料とするビーズを加工して繁栄をきわめたことで知られる。
カーネリアンはパワーストーンとしても有名で、活力を与える鉱物とされている。ナポレオンやマホメットもこれで印章を作らせている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Carnelian (英語), MinDat.org, 2012年3月31日閲覧。 (英語)