九卿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Allenkong11 (会話 | 投稿記録) による 2021年3月5日 (金) 14:06個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ナビゲーションに移動 検索に移動

九卿(きゅうけい)は、古代中国における官職の呼び名。

概要

周礼』等によると、

の六卿と、

の孤卿を合わせて九卿と称した。

前漢においては、

の中二千石の官が九卿と呼ばれ、また主爵都尉など中央の二千石の官もしばしば九卿と呼ばれている。後漢においては執金吾は「卿」と呼ばれておらず、太常から少府までの九つを九卿と呼ぶようになった(『続漢書』百官志四)。

なお、王莽は漢を簒奪し新を立てると官制を改め

三公司卿と、

  • 羲和(←大司農)
  • 作士(←大理)
  • 秩宗(←太常)
  • 典楽(←大鴻臚)
  • 共工(←少府)
  • 予虞(←水衡都尉

と改名した六つの官を合わせて九卿と言った。

その後の王朝にも後漢の九卿が引き継がれ、南朝梁天監7年(508年)になって九卿の各官名に「卿」と付けるようになった(太常卿、司農卿というように)。

参考文献

関連項目