ラーメンサラダ

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居酒屋で提供されるラーメンサラダの一例

ラーメンサラダとは、北海道発祥の冷製サラダ。サラダラーメンの麺が組み合わさったもの。

概要

冷やしラーメン(冷やし中華)より具材の野菜の量が多いため、ラーメンというよりサラダとして食されている。北海道の居酒屋の定番メニューでもある料理だが家庭でも作られ、小中学校の学校給食の定番メニューの一つとなっている。製品もない時代は、湯がき冷やしたラーメンの麺に冷やし中華のタレとマヨネーズで和え、野菜サラダを加えたものが主流であったが、現在は、手軽に作られるチルド製品や専用のタレや惣菜コーナーでの商品化もされている。

発祥

現在の通説では、札幌グランドホテル内のビアホール「ビッグジョッキ」が1985年にオープンした際に、ビアホールの当時の料理長が「サラダ感覚で味わえるラーメン」として考案したものが元祖とされている[1]

札幌グランドホテルは「北海道ラーメンの新たなマーケット開拓と消費拡大への貢献」を評価され、2004年北海道製麺協同組合から感謝状を受けているほか、2008年にはコンビニエンスストアとのタイアップ商品を開発するなど、「元祖ラーメンサラダ」を同ホテルの主力商品のひとつに位置づけている。

2010年現在、日清食品チルド㈱より「札幌グランドホテル小泉哲也総料理長監修」の「野菜を加えてラーメンサラダ」が発売されている。

関連項目

脚注

外部リンク