秋吉仁美
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秋吉 仁美(あきよし ひとみ、1958年1月5日 - )は、日本の裁判官。元高松高等裁判所長官。
人物・経歴
東京都出身。12歳から埼玉県所沢市に移り、1980年上智大学法学部卒業。1983年裁判官任官、東京地方裁判所判事補。札幌地方裁判所判事補、熊本地方裁判所判事、東京地方裁判所判事、司法研修所教官、東京地方裁判所部総括判事、横浜地方裁判所部総括判事、東京家庭裁判所部総括判事等を経て、2014年裁判所職員総合研修所所長。2016年さいたま家庭裁判所所長。2018年東京高等裁判所部総括判事[1][2][3]。2021年高松高等裁判所長官[4]。2023年1月4日高松高裁長官定年定年退官。
裁判
- 難民認定を求めたタミル人に対し、スリランカでのタミル人に対する拷問や拘束の事例を認定し、「迫害を受ける可能性はなおある」として、国側の控訴を棄却した[5]。
- 日本脱カルト協会幹部の発言を放送するなどしたテレビ朝日を、冨士大石寺顕正会が名誉棄損で訴えていた訴訟で、「放送内容には真実と信じる相当の理由があり、名誉毀損に当たらない」として、一審判決を取り消した[6]。
編著書
- 『医療訴訟』民事法研究会 2010年
脚注
出典
- ^ 「「利用しやすい家裁へ」秋吉所長が着任会見 埼玉 」 - 産経ニュース 2016/08/03
- ^ 裁判官検索:秋吉仁美 | 法律情報サイト e-hoki
- ^ 「さいたま家庭裁判所長」 裁判所
- ^ “高松高裁長官に秋吉氏を起用”. 日本経済新聞 (2021年7月30日). 2022年3月14日閲覧。
- ^ 難民認定、高裁でもスリランカ人原告が勝訴 国が不認定 朝日新聞 北沢拓也 2018年12月5日20時53分
- ^ テレ朝が逆転勝訴=顕正会への名誉毀損認めず-東京高裁 時事通信社 2018年09月26日
外部リンク
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