古川武彦
表示
古川 武彦(ふるかわ たけひこ、1940年 - )は、日本の気象学者。学位は、理学博士(九州大学・論文博士・1980年)(学位論文「山岳波に関する研究」)。
略歴
滋賀県生まれ。1961年気象庁研修所高等部(現気象大学校)卒。1968年東京理科大学理学部物理学科卒業。気象庁航空気象管理課長、予報部予報課長、札幌管区気象台長、(財)日本気象協会技師長、気象コンパス代表。1980年「山岳波に関する研究」で理学博士(九州大学)の学位を取得。専門は、気象学・気象予報技術[1]。
著書
- 『わかりやすい天気予報の知識と技術』オーム社 1998
- 『気象予報士試験キーワードで学ぶ受験対策』東京堂出版 2007
- 『人と技術で語る天気予報史 数値予報を開いた〈金色の鍵〉』東京大学出版会 2012
- 『気象庁物語 天気予報から地震・津波・火山まで』中公新書 2015
- 『避難の科学 気象災害から命を守る』東京堂出版 2015
共編著
- 『気象予報士試験学科演習』天気予報技術研究会編 新田尚,稲葉征男共著 オーム社 2000
- 『アンサンブル予報 新しい中・長期予報と利用法』酒井重典共著 東京堂出版 2004
- 『図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』大木勇人共著 講談社ブルーバックス 2011
- 『現代天気予報学 現象から観測・予報・法制度まで』室井ちあし共著 朝倉書店 2012
- 『雲のコレクション 雲を見る、知る、集める』岩槻秀明共著 文・写真 洋泉社 2013
翻訳
論文
脚注
- ^ 『気象庁物語』著者紹介