日本精密測器
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒377-0293 群馬県渋川市中郷2508-13 |
設立 | 1950年9月 |
業種 | 精密機器 |
法人番号 | 3070001017843 |
事業内容 |
・医療用具・医療機器の開発・製造・販売 ・監視カメラ用アイリスメーターの開発・製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 國﨑 嘉人 |
資本金 | 7,000万円 |
純利益 |
▲7億7200万円 (2023年03月31日時点)[1] |
総資産 |
38億5900万円 (2023年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 275名(2023年4月1日現在、グループ合計) |
決算期 | 3月 |
主要子会社 | 蘇州尼世精密儀器有限公司 |
外部リンク | 日本精密測器株式会社 |
日本精密測器(にほんせいみつそっき)は、医療機器、光学精密機器のメーカー。本社は群馬県渋川市。家庭用デジタル血圧計やパルスオキシメータの生産では国内有数の規模を誇る。
概要
取扱製品は血圧計を主軸に、パルスオキシメータ等の医療用電子機器や、国内外の監視カメラ用レンズに採用されているレンズ絞り「アイリス」。開発から製造・販売まで一貫した生産体制が特徴である。
1995年国際標準化機構(ISO9001)の品質管理及び品質保証システム、さらに医療用具製造者に特別に課せられたEN46001を取得。(現行 ISO13485)
2005年に環境マネジメントシステム規格『ISO14001』の認証を取得。
パルスオキシメータは、新規の市場参入ながら2006年にグッドデザイン賞を受賞し、国内医療機関販売でトップグループを占める。
群馬県の他、中国に海外工場を持つ。
沿革
1950年、小型電気機器のメーカーとして渋川市寄居町で創業、同年9月に資本金20万円の株式会社三橋電機製作所として設立された。
1952年10月に現社名に名称変更するとともに資本金を50万円に増資した。
1999年5月に現在地に移転。
1987年、監視カメラ用リングアイリスを発売、2010年中国に蘇州尼世精密儀器有限公司設立。
2011年、デジタル血圧計DSK・WSKシリーズがESH欧州高血圧学会2010年版試験に合格。
2015年、指先クリップ式パルスオキシメータ パルスフィット BO-750 を発売。
2016年、皮膚赤外線体温計 サーモフレーズ MT-500 を発売。
2017年、経済産業省より地域経済の中心的な担い手となりうる事業者、「地域未来牽引企業」に選定。
2018年、HiRS(高精度脈波間隔測定システム)搭載の手首式デジタル血圧計 WS-20J・WS-10J を発売。
2020年12月、新型コロナウイルス感染症流行に際して医療物資緊急増産を行い、経済産業省から感謝状を授与された。
2022年11月、株式会社イシダのグループ会社となる。
受賞歴
グッドデザイン賞
- 指先型血中酸素飽和度計 [NISSEI OxiHeart OX-700] - 中小企業庁長官賞(2006年)[2]
- ドットマトリックス手首式デジタル血圧計 [NISSEI WS-710][3]
- 水銀柱イメージ・デジタル血圧計 [NISSEI DM-3000][4]
その他
- 中川威雄技術賞技術奨励賞(2004年度)[5]
脚注
- ^ a b 日本精密測器株式会社 第73期決算公告
- ^ “指先型血中酸素飽和度計 [NISSEI OxiHeart OX-700]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
- ^ “ドットマトリックス手首式デジタル血圧計 [NISSEI WS-710]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
- ^ “水銀柱イメージ・デジタル血圧計 [NISSEI DM-3000]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
- ^ “優れた技術に「大賞」 中川威雄賞にニノミヤとオーラ産業 /群馬”. 朝日新聞朝刊: p. 31. (2005年3月9日)