小林加奈枝
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こばやし かなえ 小林 加奈枝 | |
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本名 | 伊東叶江[1] |
別名義 |
小林叶江[1] 小林加奈江 |
生年月日 | 1907年3月7日 |
没年月日 | 2001年9月8日(94歳没) |
出生地 | 日本・石川県金沢市[1] |
死没地 | 京都市 |
民族 | 日本人 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ |
配偶者 | 伊東直次郎(1932 - )[1] |
著名な家族 | 小林弥六(叔父)[1] |
小林 加奈枝(こばやし かなえ、1907年3月7日[1] - 没年不詳)は、日本の女優。
経歴
石川県金沢市の生まれ[1]。出生名は小林叶江[1]。1916年、京都にある叔父の映画監督・小林弥六の家に移り住み、尾上松之助の映画に子役として出演する[1]。成長して大丸百貨店に就職[1]。1924年11月、母が家の管理人をしていた女優・酒井米子から「スターだけでは活動写真はできない。大部屋女優も大事な役割がある」と女優になるよう口説かれて日活大将軍撮影所に入社する[1]。時代劇部大部屋に入るが、当時所属していたのは彼女と大谷良子だけだった[1]。以後、50年を大部屋女優に徹する[1]。1932年、伊東直次郎(後の大映京都撮影所庶務課長、建築設計)と結婚[1]。その後、日活は大映に合併するが引き続き所属[1]。1954年、芸名を本名の小林叶江から小林加奈枝に改名[1]。1971年12月の大映倒産後は映像京都に所属[1]。
主な出演作品
映画
- 三河武士(1924年)[1]
- 修羅八荒 第一篇(1926年)- 侍女・小糸[1]
- 鳴門秘帖 第一篇(1926年) - 万吉の女房/お米の乳母(二役)[1]
- 悲恋狂刃(1927年) - 楓[1]
- 無法松の一生(1943年) - 松五郎の継母[1]
- 王将(1948年)
- 鉄の爪(1951年)
- 愛妻物語(1951年)
- 源氏物語(1951年)
- 偽れる盛装(1951年)
- 怪猫有馬御殿(1953年)
- 祇園囃子(1953年) - 髪結
- 噂の女(1954年) - お春(撮影所から努力賞授与)[1]
- 山椒大夫(1954年)[1]
- 大阪物語(1957年)[2]
- 怪猫夜泣き沼(1957年) - お杉[1]
- 狙われた土曜日(1957年)
- 南蛮寺の佝僂男(1957年)
- 赤胴鈴之助 三つ目の鳥人(1958年)[1]
- 日蓮と蒙古大襲来(1958年)
- 炎上(1958年)
- かげろう笠(1959年) - 船客
- かげろう絵図(1959年)
- 千代田城炎上 (1959年)
- 怪談累ヶ淵(1960年)
- 大江山酒天童子(1960年)
- 大菩薩峠 完結篇 (1961年)
- 怪談夜泣き灯篭(1962年) - お増
- 女系家族(1963年)
- 鼠小僧次郎吉(1965年)
- 座頭市地獄旅(1965年)
- 酔いどれ波止場(1966年)
- 大殺陣 雄呂血(1966年)
- 座頭市海を渡る(1966年)
- 座頭市血煙り街道(1967年)
- 牡丹灯篭(1968年)
- 人斬り(1969年)
- 眠狂四郎悪女狩り(1969年)
- 眠狂四郎卍斬り(1969年)
- 新座頭市・破れ!唐人剣(1971年)
- 秘録長崎おんな牢(1971年)
- 子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年)
- 戒厳令(1973年)
- 本陣殺人事件(1975年)[1]
- 愛のコリーダ(1976年) - 老妓[1]
- 金閣寺(1976年)[1]
- 愛の亡霊(1978年) - おもよ[1]
- 蔵の中(1981年)
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テレビドラマ
- 火曜日の女[1]
- 横溝正史シリーズ[1]
- 銭形平次[1]
- 木枯し紋次郎 第1部 第13話「見かえり峠の落日」(1972年)
- 座頭市物語 第7話「市に小鳥がとまった」(1974年11月14日、CX / 勝プロ)
- 必殺仕掛人[1]
- 怪談妖蝶の棲む館(1983年)
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出典
外部リンク
- 小林叶江 - KINENOTE
- 小林加奈枝 - KINENOTE
- 小林叶江 - 日本映画データベース
- 小林加奈江 - 日本映画データベース
- 小林加奈江(テレビドラマデータベース)