ミル・クレープ
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ミル・クレープ(フランス語: Mille crêpes)は、ケーキの一種。何枚ものクレープを、間にクリームや果物を挟んで重ねたもの。名前は「千枚のクレープ」という意味のフランス語である。実際には、20枚前後のクレープを使うことが多い。
発祥
西麻布のカフェ「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」(2015年に閉店)と、南麻布のカフェ「ペーパームーン」(2013年に閉店)がそれぞれ元祖を主張していたが、これは、両店が同じ工場で作ったケーキを販売していたためである[1]。
ミル・クレープが日本中に広まったきっかけは、ドトールコーヒーがルエル・ドゥ・ドゥリエールから許可を得て売り出したことだとされる。 現在オリジナルレシピは当時のパティシエが運営する千葉県九十九里町のケーキギャラリー99にて販売されている。
脚注
- ^ 東京地方裁判所 平成7年(ワ)26079号 判決
関連項目
- ミルフィーユ
- en:Layer cake レイヤーケーキ: 積層になったケーキの英語圏での呼び方 (生地やクリームの種類を問わない)
外部リンク
- 「ミルクレープができるまで」 - 兵庫県相生市にある田口食品の工場を取材して、原材料からミル・クレープが作られる工程の流れを説明している(全14分) 2022年 サイエンスチャンネル