教父哲学
表示
教父哲学(きょうふてつがく、英語: Patristic philosophy)とは、教父のキリスト教哲学である。
教父哲学の特徴は、異教の多い古代の時代にキリスト教を擁護する為に、ギリシア哲学を利用してキリスト教思想を説明したという点が挙げられる[1]。
教父哲学はギリシア教父によってギリシア語で書かれたものと、ラテン教父によってラテン語で書かれたものがある[2]。
教父哲学者の中でも正統的信仰教義の完成者はアウグスティヌスであった。彼の著作としては「告白」、「神の国」、「三位一体」が挙げられる[3]。
ギリシア教父 | アンティオキアのイグナティオス(アンティオキアの聖イグナティ) - ポリュカルポス(ポリカルプ) - エイレナイオス(イリネイ) - タティアノス-ユスティノス(イウスチン) - アレクサンドリアのクレメンス(アレクサンドリアの聖クリメント)- オリゲネス(オリゲン) - パタラのメトディオス(パタラの聖メフォディ) - エウセビオス(エウセビイ) - エルサレムのキュリロス(イェルサリムの聖キリル) - アタナシオス(聖大アファナシィ) - カイサリアのバシレイオス(聖大ワシリイ) - ナジアンゾスのグレゴリオス(神学者グリゴリイ) - ニュッサのグレゴリオス - ヨハネス(ヨアンネス)・クリュソストモス( |
---|---|
ラテン教父 | ミヌキウス・フェリクス(英語版) - テルトゥリアヌス - ヒッポリュトス - キプリアヌス(カルタゴの聖チプリアノ、カルファゲンの神品聖致命者キプリアン) - ノウァティアヌス - ラクタンティウス - ポワティエのヒラリウス - ヨハネス・カシッアヌス(英語版) - ヒエロニムス(克肖者イエロニム) - アンブロシウス(サンタンブロージョ) - アウグスティヌス - レオ1世 - ヌルシアのベネディクトゥス - コルンバ - グレゴリウス1世 - ボエティウス - カッシオドルス - イシドールス(セビリアのイシドロス) |
シリア教父 | |
砂漠の師父 | 大アントニオス - 大パコミオス - ヒラリオン (修道士)(英語版) - エジプトのマカリオス - ポイメン(英語版) - アルセニオス(英語版) - ポントスのエウァグリオス - ヨハネス・カシッアヌス(英語版) - シェヌーテ - ヨアンネス・クリマコス |
砂漠の教母 | |
関連項目 | |
カテゴリ |