コンテンツにスキップ

加藤義和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Peabody (会話 | 投稿記録) による 2023年5月17日 (水) 10:46個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (来歴: 脚注を加筆。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

加藤 義和(かとう よしかず、1936年昭和11年)1月7日[1][2] - 2021年令和3年)2月5日)は、日本政治家実業家香川県観音寺市長(4期)。加ト吉(現・テーブルマーク)創業者。

来歴

香川県三豊郡観音寺町(現・観音寺市)出身[2]1951年、観音寺町立観音寺中学校(現・観音寺市立観音寺中学校)卒[1][2]。中学卒業後、魚の行商を始め、1956年、20歳で加ト吉水産を創業し、社長となる[2]1967年、観音寺市議会議員となり、2期務め、1973年に市議会議長となった[1]1975年、観音寺市長に当選、1991年までの4期16年務めた[3]。その一方で1974年、加ト吉会長に就任、冷凍食品開発で業績を伸ばした。1994年居酒屋チェーン店の村さ来を傘下に入れ、社長を兼務[2]1997年には会社更生法の適用を申請していた京樽管財人となった[2]。2006年、旭日中綬章受章[4][5]2007年に社内で起こった相次ぐ不祥事のため、社長を辞任した[3]2021年2月5日心不全のため死去、85歳[3]。死没日をもって従四位に叙される[6]

脚注

  1. ^ a b c 『日本の歴代市長』第3巻、329頁。
  2. ^ a b c d e f 『新訂 現代政治家人名事典』147頁。
  3. ^ a b c 加藤義和さん死去 冷凍食品大手加ト吉<現テーブルマーク>創業者、元香川県観音寺市長 東京新聞 2021年2月14日2022年1月2日閲覧。
  4. ^ 『官報』号外104号、平成18年5月1日
  5. ^ 平成18年春の叙勲 旭日中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2006年4月29日). 2006年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月17日閲覧。
  6. ^ 『官報』第449号10頁 令和3年3月11日号

参考文献

  • 『日本の歴代市長』第3巻、歴代知事編纂会、1985年。
  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。